置き配の盗難を防ぐ防犯対策と安全な受け取り方9つのコツ

公開日:2026年8月21日

置き配の盗難を防ぐ防犯対策と安全な受け取り方9つのコツ

ネットショッピングの普及に伴い、非対面で荷物を受け取れる「置き配」は広く利用されるようになりました。対面せずに受け取れる利便性がある一方で、玄関先に置かれた荷物の盗難や、伝票に記載された個人情報が第三者に知られるリスクが伴います。

安心して置き配を利用するには、利便性だけでなく、想定される危険性も理解し、自宅の環境に合った対策が必要です。本記事では、置き配の特徴や注意点と併せて、実践しやすい防犯対策をご紹介します。荷物の安全を守り、安心して置き配のサービスを利用するための参考にしてください。

置き配とは?

ネットショッピングの利用が広がる中で増えているのが、玄関先に荷物を置いて受け取る「置き配」です。置き配は便利な受け取り方法ですが、盗難や情報漏えいといったリスクもあります。ここでは、置き配の仕組みや利用の現状について見ていきましょう。

置き配とは

置き配は、配達員が玄関先や指定した場所に荷物を置き、利用者が対面せずに荷物を受け取れる配送方法です。配達員が訪問した際に留守でも、荷物は玄関先やガレージなどの指定場所に置かれ、利用者は配送完了の通知を受けて荷物の到着を確認できます。

置き配は、物流の効率化や再配達削減の目的から急速に広まり、一戸建てやマンションなど、個人の住まいで幅広く活用されるようになりました。配達員の訪問回数を減らせば、環境負荷や人件費の抑制にもつながります。

置き配のメリット

置き配のもっとも大きなメリットは、留守中でも荷物を受け取れる利便性です。再配達の手間や受け取りの時間調整が不要になり、忙しい生活の中でも荷物をスムーズに受け取れます。対面での受け渡しが不要なため、訪問者との接触を避けたい場合や、感染症対策としても役立ちます。

置き配に潜むリスク

置き配を利用する際に、玄関先などの屋外に荷物を置く場合、持ち去りによる窃盗被害の危険があります。箱に貼付された伝票が露出したままになるため、名前や住所などの個人情報が第三者に知られる危険も否定できません。

さらに、天候が急変した場面では、雨や風の影響を直接受けてしまい、商品が汚れたり破損したりするトラブルも生じるでしょう。また、留守であることが周囲に推測される状態で屋外に荷物が置かれていると、空き巣や窃盗犯に狙われるリスクも高まります。

置き配の被害の現状

東京都消費生活総合センターには、置き配された荷物が他人に持ち去られる窃盗の相談が寄せられています。留守中に玄関先や屋外に置かれた荷物は、通行人などの第三者の目に入りやすく、盗まれる危険が高まるためです。このような現状を踏まえ、次の項目では置き配の利用時に実践できる防犯対策をご紹介します。

出典:東京都消費生活総合センター「置き配?!便利だけどトラブルも起きています~荷物の受取り場所をきちんと定め、早めに確認することが大切です~」

今日からできる置き配の防犯対策9選

ここでは、置き配の利用時に荷物の盗難リスクの軽減につながる9つの方法をご紹介します。自宅の環境やライフスタイルに合わせ、実践しやすい対策から取り入れてみてください。

施錠可能な宅配ボックスを利用する

鍵のかかるボックスに荷物を入れてもらう方法は、配送後の持ち去りを物理的に防ぐ有効な対策の一つです。宅配ボックスを導入する際は、南京錠やダイヤル錠などで確実に施錠できるタイプが適しています。配達員以外の第三者が容易に中身を取り出せない構造にすれば、屋外でも荷物を安全に保管できます。

さらに、ワイヤーやチェーンを用いて玄関の柱やドアノブに固定し、ボックスごと盗まれる被害を防ぐ工夫もしましょう。

玄関に防犯カメラを設置する

カメラを玄関先に設置する対策は、盗難の抑止に有効です。置き配の荷物を狙う犯人は、自身の顔や姿が記録される状況を嫌うため、カメラの存在に気づけば犯行を思いとどまる可能性が高まります。

万が一被害に遭った場合でも、映像が残っていれば犯人の特定や状況把握に役立ちます。また、録画中であることを知らせるステッカーを併用すると、防犯効果をより高められるでしょう。

置き配バッグなどの防犯グッズを活用する

宅配ボックスの設置が難しい場合は、折りたたみ式の置き配バッグや固定用ワイヤーなどの防犯グッズが重宝します。使用時だけ玄関先に広げ、本体をドアノブや郵便受けなどにワイヤーでつないでおけば、荷物ごと持ち去られるリスクの軽減につながります。

また、人の動きを検知して点灯するセンサーライトを併用すると、夜間の犯行をためらわせる効果も期待できます。

高額な商品は「置き配」にしない

ブランド品や精密機器といった高価な品物は、紛失した際の金銭的なダメージが大きいため、直接本人が受け取れる方法を選びましょう。たとえ置き配が指定できても、中身の価値に応じて対面での受け取りに切り替えます。万全の防犯対策を施していても、物理的に荷物を屋外に置かない選択が、より確実な防衛策となります。

盗難保険への加入や補償制度を確認する

利用している通販サイトに盗難時の補償規定があるかを事前に確認しておきましょう。サイト独自の救済措置に加え、置き配の被害をカバーする損害保険への加入を検討すれば、金銭的な不安をより軽減できます。規約の内容を正しく把握しておけば、万が一の事態が起きた際も慌てずに対応できます。

人目につかない場所を指定する

外部から荷物の存在が分かりにくい場所を配達先に指定し、犯人の目に留まる確率を下げる対策も有効です。ガレージの奥や門扉の内側など、道路を通る人から死角になる位置を指定すれば、突発的な持ち去りを防ぐことにつながります。視界から荷物を隠す工夫一つで、より高い防犯効果が得られるでしょう。

すべての荷物を「置き配」にしない

留守の時間が極端に長くなる日や天候が崩れそうなときは、置き配以外の受け取り方法を柔軟に使い分ける工夫が盗難リスクの低減につながります。状況を考慮せずにすべての配送を置き配に頼ると、荷物の紛失や商品の破損を招く原因になりかねません。利便性と安全性のバランスを考え、その都度最適な方法を選択してください。

アプリを連携させて着荷確認を徹底する

配送業者のアプリを活用し、配達完了の通知を即座に受け取れる体制を整えましょう。通知が届いたらすぐに荷物を回収し、玄関先に放置される時間を短縮できれば、盗難の被害に遭う確率を下げられます。荷物が外に置かれた状態を長時間放置しなければ、犯人に狙われる隙を減らせます。

コンビニ受け取りや公共ロッカーを活用する

自宅の玄関先が道路に面しており、荷物が通行人の目に触れやすい環境であれば、コンビニエンスストアや公共の宅配ロッカーの利用を検討しましょう。管理の行き届いた安全な場所で荷物を保管できるため、盗難のリスク軽減につながります。自身のライフスタイルに合わせて自宅以外の場所を賢く活用すれば、安心してネットショッピングを楽しめるようになります。

盗難被害が起きた場合の対応方法

万が一、置き配の指定場所に荷物が見当たらない場合は、以下の手順で対応を進めましょう。

手順1:配達完了の事実を確認する

まずは配送業者のウェブサイトやアプリの追跡サービスを利用し、配達状況が「完了」になっているかを確かめます。その上で配送業者に直接連絡をして、担当した配達員が具体的にどの場所に荷物を置いたのか、当時の状況を詳しく聞いておきます。

手順2:周囲の状況や管理会社への確認を行う

配達員が目立たない場所として、メーターボックスや自転車のカゴの中などに荷物を置いている場合もあるため、玄関周りや共有スペースに荷物がないかを探します。また、家族がすでに荷物を室内に取り込んでいるケースも考えられます。集合住宅の場合は、管理事務室やコンシェルジュカウンターで一時的に荷物を預かっていないか確認してください。併せて、別の空いている宅配ボックスに置かれていないかも確かめましょう。

手順3:販売元へ速やかに連絡する

家族への確認や周囲を探しても荷物が見つからないときは、商品の販売元へ速やかに紛失の連絡を入れます。各サイトが定める利用規約に基づき、商品の再送や返金といった補償対応を受けられるか相談しましょう。時間が経過すると調査や対応が難しくなる場合があるため、早めの連絡が大切です。

手順4:警察への被害届と証拠データの提供を行う

配送業者や販売元に問い合わせても荷物の所在が分からないときは、盗難に遭った可能性もあるため、管轄の警察署や交番へ被害届を出します。ご自宅の防犯カメラなどに犯行の様子が録画されていれば、犯人特定のための重要な証拠として警察へ提出してください。

手順5:販売元や配送業者に補償を申請する

警察へ被害届の提出を済ませたら、販売元や配送業者へ再度連絡を取り、補償の手続きを進めます。各サイトや配送業者が定める規定に従い、被害に対する補償を申請しましょう。

手順6:速やかに再発防止策を強化する

今後、置き配を利用した際に同じような被害に遭わないよう、原因を分析し、受け取り方法の変更や防犯対策を見直します。例えば、「鍵付きで頑丈な宅配ボックスを設置する」「高額な商品は対面での受け取りに変更する」などの方法が有効です。また、ホームセキュリティサービスを導入するなど、自宅の環境に合わせて防犯性能を高めます。

置き配トラブルに役立つCSPの「カメラシステム」

置き配トラブルの確認には「CSPカメラシステム」の導入が有効です。出入口にカメラを設置しておくと、置き配に関するトラブルが発生した際も、当時の状況を映像で確認できます。

CSPカメラシステムは、マンションやオフィス、商業施設などでの導入実績が多く、カメラ1台から大規模システムまで幅広く対応しています。また、一戸建てへの導入も可能です。

なお、個人利用の場合は販売のみの提供となり、レンタルは利用できないためご注意ください。

住まい全体の防犯対策にCSPの「ファミリーガードアイ+」

「ファミリーガードアイ+」は、警備のプロであるCSPが24時間365日、住まいの安全・安心を見守るホームセキュリティサービスです。

異常検知時の自動通報とパトロール員の駆けつけ

「ファミリーガードアイ+」は、窓や扉に設置したセンサーが異常を検知すると、CSPの指令センターへ自動で通報を行う仕組みです。通報を受けた指令センターでは状況の確認を行い、必要に応じてパトロール員が駆けつけます。現場では住宅の外周点検や異常箇所の確認に加え、状況に応じた警察・消防への通報、緊急連絡先への報告などの対応を行います。

ご自宅の間取りに合わせたオーダーメイドの防犯システム

住宅の構造や窓の配置、周囲の環境は一軒ごとに異なるため、「ファミリーガードアイ+」は既定のセット販売ではなく、オーダーメイドで住まいに合わせた防犯プランを作成します。防犯のプロが住宅の間取りや周辺の環境を考慮し、センサーの種類や設置場所、機器の構成などを提案します。住まいごとのリスクに合わせた配置を提案するため、それぞれの環境に適した防犯対策を構築できる点が特徴です。

スマートフォンアプリで警備の操作や状況確認が可能

「ファミリーガードアイ+」は、スマートフォンから警備のセットや解除を遠隔で操作できます。外出先で玄関や窓の閉め忘れが気になった際も、アプリの画面上で現在の警戒状況を把握できるので安心です。異常発生時には、あらかじめ登録したメールアドレスへの連絡に加え、アプリの通知でも異変を知らせてくれるため、離れた場所からでも住まいの異変を察知できます。

まとめ

置き配は日々の生活を便利にする一方で、盗難のリスクが伴います。被害を防ぐには、宅配ボックスの設置や防犯カメラの活用、受け取り場所の工夫など、複数の対策を組み合わせて隙のない受け取り環境を整えると効果的です。

万が一、荷物が見当たらない場合は、まず配送業者に配達状況を確認し、自宅周辺や管理事務所なども含めて状況を調べます。解決しないときは、速やかに販売元へ連絡し、警察に被害届を提出した上で補償申請の手続きを進めましょう。同様の被害を繰り返さないためにも、受け取り方法や防犯体制を見直すと安心につながります。

さらに防犯性能を高めたい場合は、防犯カメラの設置や住まい全体を見守るホームセキュリティの導入を検討するのも一つの方法です。どちらも置き配の盗難行為そのものを完全に防ぐものではありませんが、留守を狙った侵入や、住まい全体の防犯レベルを高めることで、置き配を狙われにくい環境づくりにつながります。

「CSPカメラシステム」を導入し、一戸建てやマンション、オフィスの出入口にカメラを設置しておけば、置き配でトラブルがあった際も映像で状況を確認可能です。また、「ファミリーガードアイ+」は、センサーによる24時間365日の監視体制と、万が一の際には、CSPのパトロール員による駆けつけ対応をすることで、日常生活における防犯の安心感を高めるサポートを行います。

置き配の利便性を保ちながら、住まい全体の防犯意識を高めたい方にとって、防犯カメラやホームセキュリティは選択肢の一つとして検討しやすい対策といえるでしょう。

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