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日常にひそむヒヤリハット事例をご紹介

公開日:2022年4月 8日
更新日:2025年3月24日

日常にひそむヒヤリハット事例をご紹介

「ヒヤッと」「ハッと」したことが起きたものの、幸いにも重大な事故や災害には至らなかった出来事を指す「ヒヤリハット」。ヒヤリハットは仕事中だけではなく、日常生活にもひそんでいます。ここでは、日常にひそむヒヤリハットの事例と有効な対策を詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ハインリッヒの法則とは

大きな事故や災害を防ぐためには、ヒヤリハットが起きないようにすることが非常に重要です。なぜなら、1件の重大な事故や災害には、300件ものヒヤリハットが隠れているといわれているからです。

重大な事故や災害とヒヤリハットとの関係を示す、「ハインリッヒの法則」についてご紹介します。

ハインリッヒの法則とは?

ハインリッヒの法則は「1:29:300」の法則とも呼ばれ、330件のアクシデントのうち1件が重大事故、29件が軽微な事故、300件がヒヤリとした事象である、ということを示しています。この法則は、米国の安全技師ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが提唱しました。

ハインリッヒは工場での事故を調査し、重大事故の背後には多くのヒヤリとした事象が存在することを発見しました。この法則は労働災害のリスク管理に取り入れられ、今では交通事故や日常生活のリスク軽減にも適用されています。

ヒヤリハットはハインリッヒの法則における「氷山の一角」

ハインリッヒの法則は、事故は一朝一夕に起こるのではなく、その背景には数多くの小さな出来事(ヒヤリハット)が積み重なっていることを示しています。ヒヤリハットは、水面下に見えない危険の兆候であり、重大事故を防ぐための重要な手がかりとなります。

重大な事故や災害になるか、「危なかった」で済むかは紙一重の差であり、「無事故に偶然あり、事故に偶然なし」ともいわれます。「危なかった」を放置すると重大事故につながる可能性があるため、安全を徹底するにはヒヤリハットの事象を極小化することが重要です。

ヒヤリハットとは

「ヒヤリハット」とは、「ヒヤッとした」「ハッとした」から来た造語です。文字どおり、「あやうく事故になるところだった」という、一歩間違えれば事故になるような状況や、けが人が出てもおかしくない出来事を指します。

先ほども述べたとおり、事故の背後には目に見えない「ヒヤリハット」がたくさん隠れています。何事も起きなかったからといってそのままにせず、そこにリスクファクター(危険因子)がひそんでいると問題意識を持って適切に対処することが、トラブルと無縁の平穏無事な生活につながります。

けがもなく無事に済めば、何も問題なかったと人は思いがちです。繰り返しますが、重大事案になるかヒヤリハットで済むかは紙一重です。何も問題ないと切り捨てるのではなく、実際に起きてみないと分からないからこそ、日頃の対策が重要になります。

さまざまなリスクから身を守るためには、ヒヤリハットをゼロにする考えを、日常生活にも取り入れることをおすすめします。日常生活や外出先で感じた、「危なかった」「何も起きなくて助かった」といった事案を家族で共有し、どのような対策を講じれば確実に事故を回避できるか話し合いましょう。話し合いで決まったことを家族全員で実行すれば、事故につながるような芽を摘み取れます。

ヒヤリハット事例【職場】

ヒヤリハットは日常のさまざまなシーンにひそんでいます。ヒヤリハットは一歩間違えば大きな事故につながりかねないため、事故を防止するためにはヒヤリハットを分析し、再発防止対策を講じなければなりません。

職場のヒヤリハットの事例をご紹介します。

墜落・転落

  • 木の剪定作業中に落下しそうになった
  • トラックの昇降機から転落しそうになった
  • 屋根を踏み抜き床に転落しそうになった

転倒

  • 清掃中に滑って転倒しそうになった
  • 暗がりで段差につまずき転倒しそうになった
  • 柵にズボンの裾が引っかかって転倒しそうになった

激突

  • 車でバックする際に人をひきそうになった
  • 透明ガラスのドアに衝突した
  • はみ出した積載物に激突しそうになった

飛来・落下

  • 工事現場の足場材が落下して歩行者にぶつかりそうになった
  • トラックから台車が落下して下敷きになりそうになった
  • 2階から工具を落として下の作業者に当たりそうになった

崩壊・倒壊

  • 機械が倒れて足を挟まれそうになった
  • 荷崩れを起こして下敷きになりそうになった
  • 積荷が落下して顔に当たりそうになった

挟まれ・巻き込まれ

  • 機械に腕が巻き込まれそうになった
  • トラックと停車場の間に挟まれそうになった
  • 機械の清掃中に手が巻き込まれそうになった

切れ・こすれ

  • スライサーの刃に接触しそうになった
  • 点滴用具を廃棄する際に針で指を刺した
  • 落とした包丁で足を切りそうになった

高温・低温の物との接触

  • 炎天下の草刈り作業で具合が悪くなった
  • 高温の鉄板を素手で触ってやけどしそうになった
  • 鍋からこぼれた熱湯がかかりそうになった

感電・火災

  • 溶接の火花で作業服に火がつきやけどしそうになった
  • 電源タップに水がかかりショートして停電した
  • 喫煙所の吸い殻から発火した

交通事故

  • トラックの後退を誘導中にトラックと電柱との間に挟まれそうになった
  • 飛来物で運転手の視界が妨げられた

出典:厚生労働省・職場のあんぜんサイト「労働災害事例」

ヒヤリハット事例【運転中】

ヒヤリハットは運転中にもひそんでいます。運転中のヒヤリハットは、運転者の不注意や周囲の状況、車両のトラブルなどが主な原因です。

運転中のヒヤリハットは、自分自身だけではなく、周りの人も巻き込む可能性がある重大な問題です。安全運転を心がけることはもちろん、周囲の状況に注意を払ったり、定期的な車両の点検を行ったりする必要があります。

運転中のヒヤリハットの事例をご紹介します。

急ブレーキ

  • 青信号の交差点を直進しようとしたところ、対向車が右折して急ブレーキをかけた
  • 商業施設の駐車場から出て左折しようとしたところ、歩道左側から来る自転車にとっさに気づいて急ブレーキをかけた
  • 前方の渋滞にとっさに気づいて急ブレーキをかけた
  • 歩車分離式信号機のある交差点で人をひきそうになった
  • 停留場で停車したバスに追突しそうになった

歩行者

  • 横断歩道を左折しようとしたところ、信号無視で強引に渡ろうとした歩行者と衝突しそうになった
  • 坂道を走行中、前方の左側を歩く歩行者がはみ出してきた
  • 道幅の狭い一方通行の道を走行中、歩行者が突然横切ってきた
  • 自転車で走行中に車の間から出てきた歩行者と衝突しそうになった

天候

  • 大雨で視界不良の中、赤信号に気づくのが遅れて慌ててブレーキをかけた
  • 雪で凍結した交差点でスリップした
  • スリップして停車中の乗用車に衝突しそうになった

周囲の不規則運転

  • 前を走っていた車が急に止まって急ブレーキをかけた
  • 駐車場を徐行中、駐車されていた車が急に動き出した
  • 前方車両がウインカーをつけずに左折しぶつかりそうになった
  • 路地から勢いよく出てきた車と衝突しそうになった
  • 車道に出て車を誘導中に走行車にはねられそうになった

出典:出典中央労働災害防止協会・安全衛生情報センター「交通災害事例・ヒヤリハット」

厚生労働省・職場のあんぜんサイト「労働災害事例」

ヒヤリハット事例【家庭内】

身近にひそむヒヤリハットが、家庭内のヒヤリハットです。家庭内のヒヤリハットは、子供のいたずらや高齢者の転倒、不注意や疲労、環境の危険性などが原因で起こります。

家庭内のヒヤリハットを防ぐには、子供や高齢者の安全対策に加えて、危険な場所の特定と安全対策の実施、火災予防、定期的な点検を行うことが大切です。

家庭内のヒヤリハットの事例をご紹介します。

キッチン

  • 調理直後のフライパンの取っ手にぶつかって、フライパンをひっくり返した
  • ケトルのお湯をこぼしてやけどをした
  • コンロの火をつけたまま、コンロ奥の物を取るため手を伸ばしてシャツの袖に引火し負傷した
  • 子供が調理台に手を伸ばし包丁が落ちそうになった
  • 包丁を使用中、手がすべって切りそうになった
  • アルコールでコンロを洗った直後に火をつけてしまった

リビング

  • アイロンのコードを引っ張り、アイロンが体に触れてやけどした
  • 居室内のわずかな段差・敷物に足を取られ転倒し骨折した
  • 棚が倒れてきた
  • 腰高窓から身を乗り出して落ちそうになった
  • 掃除機で掃除中、子供がコードに引っかかって転倒しそうになった
  • 荷物を抱えて移動中、家具の角に足の小指をぶつけた
  • 幼児がソファによじのぼって転落しそうになった

浴室

  • お風呂で寝ておぼれそうになった
  • 足を滑らせてお湯の中に頭ごとつかり、息ができなくなった
  • ぬれた床ですべって転倒しそうになった
  • 段差につまずき転びそうになった

  • 子供が塀によじのぼって落ちそうになった
  • 子供が庭を走り回って転倒した
  • 玄関を飛び出して自転車とぶつかった

ベランダ/階段

  • 階段を下りる際に、足を踏み外して1階に落ち負傷した
  • ベランダから転落し負傷した
  • 子供を抱っこして階段から降りるときに、足を滑らせて転びそうになった
  • ベランダの手すり前に置いていた台に子供が上がった
  • 階段に上がった赤ちゃんが滑り落ちそうになった
  • 階段の下で作業中に頭をぶつけた

出典:消費者庁「家の中の事故に気を付けましょう!」

長野市「家庭内の事故」

ヒヤリハット対策のポイント

ヒヤリハットをそのまま放置していると、重大な事故や災害につながるおそれがあるため対策が必要です。職場・運転中・家庭内のヒヤリハット対策のポイントをご紹介します。

職場のヒヤリハット対策

工場や倉庫などでは、重い荷物を運んだり、機械を操作したりする作業が多く、ちょっとしたミスが大きな事故につながる可能性があります。そのため、「どのような事故が起こりそうなのか」「その原因は何なのか」をあらかじめリストアップし、職場全体で共有することが大切です。

職場全体でヒヤリハットの情報を共有することで、事故を防ぐための対策を立てやすくなります。

【対策の具体例】

  • 荷物の運搬→大きな荷物で視界が遮られる場合は、足元の状況を常に確認する
  • ベルトコンベアの清掃→機械を止め、確実に停止した状態を確認した上で作業に入る
  • 鋼材のつり下げ作業→つり荷の重量に合う能力のマグネットかどうかを確認した上で作業に入る

運転中のヒヤリハット対策

運転中は、常に周りの状況に注意を払い、「あの人が急に飛び出してくるかも」「前の車が急に止まるかも」と、危険を予測しながら運転することが大切です。予測運転をすることで、もしものときに素早く対応でき、事故を防いだり、被害を最小限に抑えたりできます。

【対策の具体例】

  • 交差点の直進→青信号であっても常に状況確認。特に、右折対向車がいる場合は急な動きに備え、エンジンブレーキなども活用しながら慎重に走行する
  • 駐車場から歩道を乗り入れ車道に出る→歩道と車道それぞれ両サイドの動きに注意を配りながら進入する

家庭内のヒヤリハット対策

家の中ではさまざまな場所に危険がひそんでおり、場所によって起きるヒヤリハットも異なります。それぞれの場所でどのようなヒヤリハットがあるのかを把握し、家族全員で共有しましょう。

また、大人にとっては問題ない状況でも、子供や高齢者にとっては危険な場合があります。自分の視点だけでなく、子供や高齢者の視点でリスクを考えることが重要です。

【対策の具体例】

  • キッチン→ベビーゲートを設置して子供をキッチン内に入らせない
  • ベランダ→足場となるような台を置かない
  • 階段や風呂場→転倒や転落を防ぐための手すりを設置する

ホームセキュリティサービスによるヒヤリハット対策

ホームセキュリティを導入することで、日々の生活の中で起こり得る「うっかりミス」によるさまざまなリスクを軽減できます。

「うっかり火を消し忘れた」「うっかり鍵を閉めずに外出した」など、うっかりミスを経験した方も多いでしょう。大きな事故や犯罪被害は、このようなうっかりミスが原因で起こります。

うっかりミスをゼロにするのは難しいため、うっかりミスのカバーにホームセキュリティが役立ちます。火災・ガス漏れを検知するセンサーや、空き巣の侵入を検知するセンサーを設置することで、うっかりミスによる重大事故や犯罪被害の防止に役立ちます。

まとめ

日常生活には、表面化していないだけで、事故やトラブルの原因となる要素がたくさん隠れています。ちょっとした注意不足や些細なミスから、事故やトラブルが表面化することがあります。

重大な事故や災害の前触れとなるヒヤリハットを減らすためには、日頃からの対策が欠かせません。ヒヤリハットの対策には、ホームセキュリティが役立ちます。CSPの「ファミリーガードアイ+」を導入すれば、「うっかりミス」によって生じる、火災・ガス漏れ、侵入被害を最小限に抑えられます。住まいの安全・安心を見守る「ファミリーガードアイ+」の導入をぜひご検討ください。

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