オフィス・店舗向け
集合住宅・高齢者住宅向け
交通事業者向け
CLOSE
「離れて暮らす親が、どんな生活を送っているのか気になる……」
高齢の親の一人暮らしには、何かと不安が多いものです。離ればなれに暮らしていたら、何かあってもすぐに駆けつけられません。これは、親が一人暮らしをしている家族に共通する悩みであり、課題といえます。
「見守りサービス」は、このようないつでも親の生活や安否を確認したい場合に活用したいサービスです。
今回は、離れて暮らす親の見守りに活用したいサービスと対策についてご説明します。
見守りサービスとは、見守りを必要とする人の生活状況や安否の確認・把握を目的とするサービスです。主に高齢者の単身世帯や高齢の家族がいるご家庭で利用されています。
見守りサービスは、このような悩みの解決法としておすすめです。見守りサービスを利用すると、定期訪問を受けたり、センサーやカメラなどで生活の様子を常時見守ることができるようになります。
地域で孤立することもなく、問題が発生したときに放置される心配もありません。仮に急病や持病で倒れるといった緊急事態が発生しても、早期に発見して搬送や治療などの必要な対処を施せるとともに、家族への連絡もすみやかに行われます。
見守りサービスには、さまざまな種類があります。見守りサービスを提供するのはセキュリティ会社や家電メーカーなどの民間企業のほか、地方自治体が主体のところもあります。見守りサービスを提供する地方自治体は郵便局や配食会社、電気ガス会社との連携で定期訪問し、高齢の単身世帯を見守るといった仕組みです。
ここでは、サービスを提供する会社によって分かれる見守りサービスの種類とその方法をご紹介します。
機器を利用した見守りサービスには以下の3タイプがあります。
高齢者の自宅に見守り用のカメラを設置し、日々の生活反応を確認するタイプの見守りサービスです。主に警備会社などが提供しています。利用者はカメラを通じて、警備会社スタッフとの会話も可能です。
カメラが稼働している間は、対象者の状況を把握できるので安心です。急病やケガなどトラブルが発生してもすぐに発見でき、パトロール員に駆けつけてもらえます。
自宅にカメラを設置することになるので、プライバシーを気にされる方は注意が必要です。
高齢者の自宅にセンサーを設置して見守る方法です。
センサーは人の動きや温度を検知する人感タイプで、いつもと異なる様子が確認される場合は家族へ通報されます。このセンサー型も、警備会社が得意とするシステムです。
センサー型のメリットは、カメラ型と異なり、利用者のプライバシー情報を第三者に知られずに見守れるところです。家の様子や姿を映されたくないという希望が強い場合は、センサー型による見守りを検討してみましょう。
IoTの家電や家具を活用した見守りサービスです。
IoT対応の電気ポットや洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、電話などを使用すれば、その情報が家族へ通知され、安否を確認できます。こうした家電製品は日常的に使用するものなので、離れて暮らしていても日常的にいつもと変わらず生活している状況を把握できますし、異変にも気づけるようになります。
IoT機器による見守りサービスを利用するには、家電を対象製品に置き換える必要があります。費用はIoT機器の料金とシステム利用料(月額)に分かれているのが一般的です。
訪問型や対面型といった有人の見守りサービスには、以下のようなものがあります。
高齢者の自宅を定期的に訪問して異常はないか、健康状態に変わりはないかチェックする見守りサービスです。定期的に訪問するのは、郵便局や電気・ガス・水道会社といった地域に密着したサービスを提供する会社のスタッフです。
利用者は、訪問スタッフに日常生活における困り事や悩みを相談できます。様子を確認してもらうだけでなく、訪問スタッフとのコミュニケーションを通して独り身の寂しさやストレスを発散させるメリットもあります。
弁当の宅配など配食サービスを利用した見守りサービスです。配達スタッフが食事を届けると同時に、利用者の様子や安否を確認します。高齢者の食事に適した献立を考えて提供してくれるため、健康的な食生活を送れるメリットがあります。
サービスが手厚い分、費用がかかりやすい点に注意が必要です。利用する際は、長期的にどれくらいコストがかかりそうか試算したうえで検討することをおすすめします。
地方自治体が主体となって、提供する見守りサービスもあります。自治体のサービスは、機器による見守りのノウハウを持つ民間企業や、定期訪問する電力・ガス会社や郵便局、地域ボランティアの人々と連携する中でサービスを提供するところが目立ちます。
自治体サービスという性格上、民間会社のサービスより低コストで利用できるメリットがあります。ただし、費用やサービスの内容、利用条件は各自治体で異なり、地域によっては希望するサービスを必ずしも受けられるとは限りません。利用する前にお住まいの自治体がいくらくらいの料金で、どのようなサービスを提供しているのか確かめ、民間企業のサービスとも比較してそれぞれに合う見守りサービスを選びましょう。
訪問介護サービスやデイサービスを利用して、高齢の家族の生活を見守る方法もあります。こちらは要介護・要支援認定を受けていることが条件です。
どのような見守りになるか、どこまでお願いできるかについては、選ぶ介護サービスの内容によって異なります。利用する介護サービスが「訪問介護」か「訪問リハビリテーション」か、それとも「通所リハビリテーション」かでも変わってくるのです。
福祉用具のレンタルや短期入所療養介護といった利用方法もあります。種類が多いため、高齢者の状態や希望に合うものを選びやすいのはメリットです。
これら介護サービスの種類やその内容、利用条件に関して気になることがあれば、地域包括支援センターに相談しましょう。お住まいの地域や高齢者の状態に合わせたアドバイスが受けられます。
警備会社の見守りはカメラやセンサーなど機器を使用するシステムですが、問題が起きた場合には警備会社のパトロール員が駆けつける有人サービスもあります。
自宅に設置されたカメラやセンサーを通していつもと違う利用者の様子が確認された場合、パトロール員が現場へ向かい、必要に応じて適切な処置や救急車の手配を行います。
駆けつけサービスのメリットは、日常的な見守りだけでなく、万が一の緊急事態や異常事態にもすみやかに対応できる点です。家族が急に体調を崩して倒れても救助や救急車の手配が迅速になされるため、重大な事態を回避できる可能性が高くなります。とくに一人暮らしの高齢者やそのご家族にとっては安心できるサービスです。
さまざまな見守りサービスがあり、比較しながら各ご家庭に合うタイプを見極めたうえで選ぶことが重要です。ここでは、利用前に注意したい見守りサービスの選び方をご説明します。
見守りサービスの利用では事前に予算を決め、その規模に合うタイプを選びましょう。
見守りサービスの利用では、毎月の定額料金が発生し、利用してもしなくても毎月一定のコストがかかります。このサービスに介護保険は適用されず、全額自己負担となります。不要なサービスを選ぶと必要以上にコストを支払うことになるため、自分たちに合うサービスを厳選し、その範囲内で予算を組んで利用することが大切です。
方法や内容が種類ごとに異なる見守りサービスを適切に選ぶには、利用目的を明確にすることです。そして、本人や家庭の状況に合わせて選ぶこと。同居しているか、それとも遠方で一人暮らしをしているかでは、利用目的も異なり、選ぶサービスも違うでしょう。状況に合わせ目的を明確にすれば、どの種類のどのような内容の見守りサービスが自分たちにふさわしいかが見えてきます。
見守りサービスを利用する場合は、まずお住まいの地域の自治体情報を調べることをおすすすめします。自治体サービスは民間会社のサービスより低コストなので、自治体の見守りで自分たちの目的にかなうサービスが受けられればそれに越したことはありません。
ただし、自治体の見守りサービスではニーズを満たせない場合もあるでしょう。その場合には、よりサービスの充実した民間会社を検討するのがよいでしょう。自治体と民間会社いずれのサービスも比較して選ぶことが大切です。
離れて暮らす親の安否確認に有効なのが、見守りサービスです。CSPでも、セキュリティ会社としてのノウハウを活用した『見守りハピネス』を提供しています。ここでは、CSPの見守りハピネスとはどんなサービスでどのようなメリットがあるかについてご説明します。
見守りハピネスは、大きく「緊急通報サービス」と「ライフリズムサービス」の2つに分かれます。
緊急通報サービスは、急な体調不良や転倒による骨折など緊急事態をボタン一つで知らせるサービスです。ライフリズムサービスは、センサーで一定時間生活反応がない場合に異常事態として通報するサービスです。
この2つのサービスの組み合わせで、以下の3つのプランからお好きな方をお選びいただけます。
CSPの見守りハピネスは、センサーで利用者の安否を見守るシステムなので、プライバシー情報をむやみに与える心配がありません。そのうえ、緊急ボタンを搭載した見守りコントローラーにはハンズフリーで会話する機能が付いています。住まいの様子や姿を第三者に見られることなく、手厚いサポートを受けられます。
見守りハピネスでは、CSPスタッフが24時間365日高齢のご家族の生活を見守ります。突発的なトラブルに対応するための見守りは毎日続き、何か起きた場合にはパトロール員が駆けつけ迅速に対応いたします。もちろん家族への連絡も怠りません。
見守りハピネスをご契約いただくと、無料で健康相談サービスが受けられます。見守りコントローラーの相談ボタンを押すと、CSP提携の健康相談窓口を通して保健師や看護師、ケアマネージャーなどの有資格スタッフとつながります。相談は24時間365日可能です。
見守りサービスについてご説明しました。離れて暮らす親の生活を見守る方法には、訪問型や配食型、介護型、センサー型やカメラ型、IoT機器を活用するタイプなどさまざまです。見守りサービスの利用を検討する際は、予算や高齢者本人の状況や希望、利用目的に合わせて選ぶことが重要です。自治体サービスと民間会社の比較も忘れずに行いましょう。
CSPでは、24時間365日シニアの方の安心をサポートする『見守りハピネス』を提供しています。安心なセンサーによる見守りで、万が一の場合にはパトロール員が駆けつけ対処いたします。離れて暮らす親御さんの安否確認に利用をご検討ください。
シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の詳細ページはこちら↓
ホームセキュリティサービス「ファミリーガードアイ+」
シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の資料請求やお見積り依頼はこちら↓
おすすめ記事