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自宅に潜むヒヤリハットのリスク「転倒」「着火」対策は?

公開日:2024年1月19日

自宅に潜むヒヤリハットのリスク「転倒」「着火」対策は?

「ヒヤリとした」「ハッとした」を意味する「ヒヤリハット」。こうした自宅のリスク事象は、注意力や運動能力が低下した高齢者にこそ注意が必要とされ、重大事故を未然に防ぐための対策が求められます。

今回は、自宅に潜む高齢者のヒヤリハットのリスクと、その具体例、事故を未然に防ぐための対策をご紹介します。

ヒヤリハットとは?

ヒヤリハットとは、大きなアクシデントや災害につながる一歩手前の事象のことをいいます。

道路や工場、自宅など、さまざまな場所で事故は起きていますが、その水面下には、大事故になっていてもおかしくない「ヒヤリハット」の事象があふれているといいます。

そのときは一歩手前のところで事なきを得ても、次はヒヤリハットでは済まないかもしれません。「何もなくてよかった」で済ますのではなく、そのときなぜ「ヒヤリハット」になったのか原因を探り、危ない展開や状況を引き起こさせないための対策が重要となります。

高齢者のヒヤリハットはどれくらい起きているか

では、高齢者の自宅でのヒヤリハットはどのくらい起きているのでしょうか?

東京都生活文化局消費生活部のヒヤリハット調査「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」調査報告書によると、高齢者を見守る家庭内で危害もしくはヒヤリハット経験があると答えた方は全体の60.3%と半数を超えたとのことです。

家庭内のどこで危害もしくはヒヤリハットを経験したかという問いに対して、回答の多い順に「リビング・居間」(34.2%)、「自宅の玄関・階段・廊下」(33.4%)、「台所・ダイニング」(30.5%)、「お風呂・脱衣所・洗面所・トイレ」(29.9%)、「自宅の庭・ベランダ」(20.1%)、「寝室・ベッド・寝具等」(19.9%)、「集合住宅の共用部」(12.9%)との結果でした。

危害もしくはヒヤリハット経験をしたと回答した高齢者の年齢層と性別に関するデータも紹介します。危害及びヒヤリハット経験をした高齢者5,610人のうち、もっとも多かったのは「80~84歳の女性」(851人)、次に多かったのは「70~74歳の女性」(850人)。

以下、「85~89歳の女性」(738人)、「70~74歳の男性」(673人)、「80~84歳の男性」(517人)、「75~79歳の男性」(467人)と続きます。

危害及びヒヤリハット経験のある男女別の全体をみてみると、男性(2,195人)に比べて女性(3,415人)は千人以上多いとのことです。

出典:東京都生活文化局消費生活部 「平成28年度ヒヤリ・ハット調査 シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」

高齢者のヒヤリハットの具体例

年齢を重ねて体力が衰え、判断力や注意力が鈍ると、ちょっとしたことでも「ヒヤッとした」「ハッとした」といった、危うく事故につながるような事態が起きます。

高齢者の自宅におけるヒヤリハットには、どのような具体例があるのでしょうか? 先述の「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」調査報告書にある事例を取り上げます。

ヒヤリハット(滑った、引っかかった、つまずき等)

●靴下をはいてワックスをかけたばかりの床の上を歩き、滑って転びそうになった(男性/70代前半)

●つま先が敷物のへりに引っかかり、転びそうになった。家具に顔をぶつけるところだった(女性/70代前半)

●テーブルの脚に引っかかって転びそうになった。幸い手をついたのがソファだったのでケガをせず済んだ(女性/80代後半)

●ストーブをつけたまた出かけそうだった(女性/80代前半)

●エアコン操作を間違え、熱中症になりかけた(女性/80代前半)

●居眠りをして吸いさしの煙草を落とし、カーペットを燃やした(男性/70代後半)

●コードにつまずき電気ポットを倒す。中が空だったので大事には至らず(男性/80代前半)

●キッチン扉のノブに袖を引っかけてしまい、包丁を落とした(女性/70代前半)

●高さのある浴槽に足を引っかけ、転びそうになった(男性/70代前半)

●湯船に浸かったまま居眠り。家族に発見されて大事には至らず(男性/70代前半)

●入浴中、急に力が入らなくなり、溺れるところだった(男性/70代後半)

●湯船に浸かった状態から立ち上がろうとしたとき、滑って溺れそうになった(女性/70代後半)

●入浴剤を入れすぎて具合が悪くなった(男性/80代後半)

●トイレと廊下の段差につまずき、転びそうになった(女性/70代後半)

●温水洗浄便座のトイレに長く座り過ぎて低温やけどした(男性/70代後半)

●布団カバーの網目につま先が引っかかり、転ぶところだった(女性/70代後半)

●湯たんぽの消し忘れで熱中症になるところだった(女性/80代前半)

●暖房器具で室内を暖め過ぎて脱水症状寸前になった(女性/70代後半)

●エアコンのつけっぱなしで冷え切った足がつってしまい、つまずいた(女性/70代後半)

●手すりをつかまず階段を下りていたら、スリッパが滑った(女性/70代女性)

●滑り止めの玄関マットが滑って転びそうになった(女性/80代後半)

●手すりがあると思ったらなく、バランスを崩して倒れそうになった(女性/70代後半)

●洗濯物を干しているとき段差に足を引っかけて転びそうになった(男性/80代前半)

転倒

こちらは、転倒してケガを負ったり入院したりした事例です。

●足を滑らせて手をつき、ひねってしまった(女性/70代前半)

●敷物のへりに引っかかり転倒。右手小指が内出血して治るのに2週間かかった(女性/80代後半)

●端がめくれたカーペットに引っかかって転倒。膝をひねり整骨院に通院(女性/90代前半)

●電球交換作業で椅子に乗ろうとして転倒。腰の骨を骨折して入院(男性/70代前半)

引火・燃焼・やけど

こちらは台所でのガスコンロの操作ミスなどで引火・燃焼・やけどした事例です。

●ガスコンロの火でタバコに火をつけようとして髪の一部を燃やす(男性/80代前半)

●火をつけっぱなしにして外出。家族が帰宅して消火したので大事には至らず(女性/80代前半)

●やかんに火をかけそのまま居眠り。慌ててやかんを水道水にかけたところ水蒸気で手をやけど(男性/80代後半)

高齢者のヒヤリハット対策

ここでは、高齢者の自宅でのヒヤリハット対策をご紹介します。

≪高齢者のヒヤリハット対策≫

  • 転倒・転落防止対策→床に物を置かない、衣服や履物に注意する
  • 火災ガス漏れ対策→自動消火システムの利用
  • 風呂場での事故防止対策→風呂場を温める、デイサービスの利用
  • 熱中症対策→夏場ではエアコンを常時つけっぱなしにする
  • 被害の拡大や発見の遅れを防ぐ→見守りサービス

転倒・転落防止対策

高齢者のつまずきや転倒を阻止するには、床に物を置かないようにしましょう。

敷物や家電製品のコードにも注意したいところです。敷物による段差をなくしてあげること。電源コードも、高齢の家族がよく歩く範囲に這わせないようにすることが大切です。

履物が原因で転倒するケースも多いため、引っかけやすいスリッパなどは注意したほうがよさそうです。スリッパではなく、かかとのある部屋履きなどに変えると、つまずきや転倒・転落防止につながります。

その他、以下のような対策が転倒防止につながります。

●段差を可能な限りなくしてバリアフリーにする

●段差に蛍光テープを張って見えやすいようにする

●必要なものはすべて1階に移動

●玄関からの出入りの際、靴の脱ぎ履きは座ってやるようにする

火災・ガス漏れ防止対策

火災防止で重要なのは、電気ストーブとガスコンロの取り扱いです。

電気ストーブを使用する際には、燃えやすいものを置かないようにすることが何より重要です。ストーブをつけたまま出かけたり、眠ったりするヒヤリハットに対しては、消し忘れ防止機能のある製品への取り替えが有効です。

ガスコンロ使用中のヒヤリハットは、裾の長い袖やエプロンの紐に火が燃え移るなど、衣服が原因のケースがみられます。長すぎる袖や燃えやすい生地の衣服を避けることが対策になるでしょう。

その他の火災ガス漏れ防止対策には以下のようなものがあります。

●電気ストーブをやめて電気ケトルを使用

●タイマーでガスが消える機能の付いたガスコンロに交換

風呂場での事故防止対策

風呂場で起こるヒヤリハットに対しては、ヒートショックや転倒、入浴中の居眠りなどへの備えと対策が必要です。とくに多い転倒に対しては優先的に対策を立てましょう。

風呂場は濡れて滑りやすい状態なので、入る前に床についた水滴を拭きとるようにすると滑りにくくなります。

その他の風呂場事故防止対策には以下のようなものがあります。

●冬季は事前に浴室を温める

●脱衣場にヒーターを置く

●入浴はデイサービスを利用

熱中症対策

熱中症になりかけるなどの、ヒヤリハットもあります。高齢者の場合、冷暖房や湯たんぽの取り扱いのミスで熱中症になりかかった事例も報告されているため、操作ミスを防ぐ対策が求められます。

対策としては以下のようなものがあります。

●エアコンは基本的につけっぱなしにする

●エアコンの電源ボタン以外はマスキングして他のボタンに触れないようにする

●水筒を持たせ、こまめに水分補給させる

●危険な状態を常に把握できるよう温湿度計を使用する

被害の拡大や発見の遅れを防ぐ「見守りサービス」

どんなに対策をしていても、事故が起きるときは起きてしまいます。玄関や庭、風呂場での転倒や火の不始末による火災が発生した場合、重要なのは早期発見と迅速な対処です。

事故が起きてしまった場合の早期発見と被害の拡大防止対策として、「見守りサービスの活用」があります。このサービスは、とくに高齢の家族が一人暮らしだったり、一人で在宅する機会が多かったりする家庭において頼もしい存在になるでしょう。

見守りサービスの活用で、高齢者の生活の様子は常時把握できるようになり、転倒などの事故が起きた際には人を呼び出して対応してもらうことが可能です。警備会社の見守りサービスには、そのような安否確認と事後の駆けつけ対応が可能なシステムがそろっています。

自宅のヒヤリハット対策に『見守りハピネス』

これまでの説明の通り、高齢者の生活には転倒や風呂場での事故、火の取り扱い、熱中症などさまざまなリスクが潜み、重大事故や大きなケガを招かないような対策が必要です。

そんな自宅でのヒヤリハット対策や万が一の事故対応には、CSPの『見守りハピネス』をご利用ください。こちらは、24時間365日シニアの方の生活を見守るサービスです。

緊急ボタンを押すだけで通報「緊急通報サービス」

見守りハピネスを導入すると、いずれのサービスをお選びいただいても緊急ボタンを押すだけで自動通報できる緊急通報サービスが付いてきます。急に体の調子が悪くなって誰かに来てもらいたくなったとき、コントローラーのボタンを押すだけでCSPに通報され、パトロール員が駆けつけます。コントローラーを通じてCSPスタッフに状況を説明することも可能です。

生活反応をセンサーで把握「ライフリズムサービス」

見守りハピネスには、センサーで生活反応を把握できる「ライフリズムサービス」もあります。一定時間センサーが反応しない場合は生活反応が確認できないとみなし、通報するサービスです。倒れて動けなくなってもCSPへ自動通報され、パトロール員が駆けつけて対処するので安心です。

ご希望に合わせてサービス選択

見守りハピネスには、上記の緊急通報サービスと、このサービスにライフリズムサービスを組み合わせた以下の3種類があります。

  • 緊急通報サービス
  • 緊急通報サービス+押してライフリズムサービス
  • 緊急通報サービス+おまかせライフリズムサービス

「おまかせ」のほうは、操作の必要がなく、どなたでも安心してお使いいただけるサービスです。

どのサービスにするかは、ご希望に合わせてお選びいただけます。わからないことがありましたら、CSPまでお気軽にご相談ください。

まとめ

高齢者の自宅でのヒヤリハットにはどんな事例があるのか把握し、対策に生かすことで重大事故や大けがを防げます。事故発生時の早期発見と迅速な対処を可能にするための対策なら、パトロール員が現場に急行する警備会社の見守りサービスがおすすめです。

CSPでもシニアの方の生活を24時間365日見守る『見守りハピネス』があります。高齢のご家族の一人暮らし対策や安否確認の方法としてお役立てください。

シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の詳細ページはこちら↓

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