オフィス・店舗向け
集合住宅・高齢者住宅向け
交通事業者向け
CLOSE
テレワークをしていると、在宅の安心感から、「空き巣に入られる恐れはないだろう」と考える方もいるかもしれません。
ただ、泥棒は留守を狙う空き巣ばかりとは限らず、在宅中に入られる「居空き」「忍び込み」の被害も起きているため、在宅勤務中心の生活でも泥棒の侵入を防ぐ対策が必要です。
こちらの記事では、在宅中の泥棒被害例や、テレワーク生活におすすめの防犯対策、ホームセキュリティに関する情報をお届けします。不在・在宅問わず、住まいと家族、わが身を守るための防犯意識と対策をしっかり身につけましょう。
不在時に盗みを働く空き巣は有名ですが、在宅中に侵入する「居空き」「忍び込み」はあまり知られていないかもしれません。
しかし、警察庁発表の犯罪統計によると、令和3年の居空きの認知件数は982件、忍び込みは5,135件となっています。空き巣の認知件数(11,166件)に比べれば少ないですが、無視できる数字ではありません。テレワーク中は窓を開けて仕事をする方などは、狙われないような対策が必要です。
出典:警察庁「令和3年の刑法犯に関する統計資料」
居空きは、住人の在宅時をあえて狙って侵入する泥棒です。高齢者しかいない家や、離れていて注意が向かない部屋に侵入して盗みを働きます。居空きは家の中に人がいてもお構いなしに侵入する泥棒なので、テレワーク中はまさに居空き対策の防犯を考える必要があります。
家にいる時にまさか泥棒が入ってくるとは考えにくく、防犯に対する意識も低いかもしれません。居空きは、そんな住人の心理を逆手にとって侵入してくる犯罪だと思ってください。
忍び込みも在宅時に侵入する泥棒ですが、家人が就寝中のところを狙ってくるところに特徴があります。無警戒の睡眠中を狙って侵入を企てる、悪質な犯罪です。
日中に仮眠をとる方もいるかもしれません。仮眠中は無防備で、ドアや窓の鍵が開いていると侵入リスクが倍増します。休むときやテレビを視聴するなど無警戒になるときは、戸締りを厳重にして隙を与えないようにしましょう。
居空きも忍び込みも、実は留守だと勘違いして入ってきた空き巣の可能性もあります。留守と思い込んで侵入した空き巣が、在宅中の家人と鉢合わせになり、「居直り強盗」になって家人に襲いかかる例は少なくありません。相手が居直り強盗になったことで、強盗事件や傷害事件に発展した例もあります。
空き巣が居直り強盗になるのは、よもや在宅中だと思わず、パニックになるせいだと思われます。ここで反撃したり、空き巣を捕まえようとしたりするのは危険です。ひとまず避難して近所の人に助けを求めるか、警察に通報するなどして冷静に対処してください。その間に金品を盗まれ逃亡される可能性もありますが、身の安全が何よりも大事です。一人で解決しようとせず、周囲や警察の力を借りましょう。
テレワーク中に空き巣を呼び込まないためにも、在宅中であることをしっかりアピールしましょう。在宅中を空き巣に知らしめる方法には、「音楽を流す」「カーテンは閉め切らない」「居留守を使わない」などがあります。室内に閉じこもって作業していると、外からは人がいないような雰囲気を感じることがあります。誰かいて生活している雰囲気を作る工夫が対策になります。
居空きや忍び込みの類を寄せ付けないためにも、在宅中であっても防犯対策は怠れません。テレワーク中に意識したい防犯対策にはどのようなものがあるのか、以下ご説明します。
玄関から各部屋の窓、ベランダまで、鍵はすべて施錠することが基本的な防犯対策になります。鍵がかかっていれば、泥棒もそう簡単には侵入できません。反対に無施錠だと、狙われたときリスクが増大します。仕事部屋で作業しているときに侵入されたら、なかなか気づけないものです。そこまで計算して入ってくる泥棒もいます。無防備な状況をなるべくつくらないためにも、すべての部屋の鍵はかけておきましょう。
テレワーク中、近所のコンビニに買い物に出かけたり、自販機のある場所に行き飲み物を買ったりするなど、ちょっとした用事で家を空けることもあるでしょう。すぐに帰宅する用事だからといって、鍵をかけないのは危険です。プロの泥棒なら、そのわずかな時間だけでも侵入から窃盗、逃亡まで成し遂げてしまいます。「すぐ帰るし、ちょっとの時間なら大丈夫だろう」との油断が、犯罪を招くのです。すぐ帰るような用事でも、必ず鍵をかけて出かけましょう。
鍵をかけるのは大原則ですが、プラスαの対策があるとなお安全です。それは、玄関や窓に補助錠を取り付けることです。プロの泥棒は鍵のかかったドアを不正に解錠する手口に長けているので、これを防ぐには補助錠で補強する必要があります。玄関と窓いずれにも補助錠があると安心です。
玄関用の補助錠には、従来のシリンダータイプから、暗証番号タイプ、電子キーまでさまざまな種類があります。もっとも簡易的なのは、ドアの内側もしくは外側に取り付けるタイプです。工具もいらず工事もなく、誰でも簡単に設置できます。スマートロックや暗証番号キーを補助錠として導入する対策もおすすめです。こちらはピッキング防止や不正コピー防止にもなり、高い防犯性能を期待できます。
窓の補助錠も、鍵の取り替えや工事の必要がなく、後付けで簡単に取り付けられます。窓の開閉をブロックするストッパータイプの製品がもっとも手頃ですが、より高性能の鍵をお求めなら、暗証番号式やシリンダータイプがあります。暗証番号情報や鍵がなければ解錠できないので、その防犯効果はストッパータイプより強力です。
ピッキングに強い鍵への交換も、泥棒の侵入リスクを軽減する有効な対策です。
ピッキングは空き巣や居空きなどの泥棒が得意とする手口で、古いディスクシリンダーをお使いの家だと簡単に解錠されてしまいます。現在はピッキング対策を施した鍵も手に入りますので、防犯性能を高めたいのならこれらの鍵への交換をおすすめします。具体的には、ディンプルキーやウェーブキー、電子キーなどがピッキング防止キーとしておすすめです。
睡眠中は泥棒への警戒ができません。せめて戸締りは厳重にしたいものです。
暑さで寝苦しいときは、窓を開け放した状態で寝ることがあるかもしれません。このような状況は、泥棒に絶好の機会を与えるだけです。夜の就寝時、テレワーク中の仮眠時は、戸締りを厳重にしたうえで休みましょう。
テレワーク中に訪問を受けることもあるでしょう。誰かの訪問があったときの対応の注意ポイントをご説明します。
インターフォンが鳴っても、いきなりドアを開けないことです。留守かどうかを確かめるために、インターフォンを鳴らす泥棒もいます。応対することで、相手に不要な情報提供をもたらす恐れも考えられます。一人暮らしはより一層の警戒が必要です。
インターフォンを鳴らされて、いきなりドアを開けないといっても、居留守を使うのはよくありません。もし相手が空き巣だったら、留守と思われて侵入される危険があるからです。
空き巣はインターフォンを鳴らしたり、電話をかけたりして留守かどうかを確かめる場合があります。面倒だからと居留守を使ってしまうと、わざわざ相手に誤情報を与えて犯罪を招くことにつながるのです。
インターフォンが鳴った場合、いきなりドアを開けることはせず、適当なことを言って断るようにしましょう。訪問営業を装う空き巣もいます。女性の場合は、一人暮らしであっても「家族の者がいないのでわかりません」と言うようにすると、うまくごまかせます。固定電話がある場合は、留守番電話ではなく、スマートフォンに転送するようにすると留守を悟られずに済みます。
テレワーク中は「在宅アピール」も意識してください。これが大きな防犯対策につながることがあります。
カーテンは閉め切らず、開けておくのがおすすめです。閉め切った状態にすると留守であるような印象を受けます。特に、厚手のカーテンを日中も閉めていると、留守中であると思われるかもしれません。開けるようにするか、ミラーレースカーテンのような、外側からの視線を遮るカーテンの使用がおすすめです。
暗くなっても、電気をつけずに作業を続ける方もいるでしょう。そのような習慣があり、暗いほうが落ち着いて仕事がはかどるなど、それなりの理由があるのかもしれません。
しかし、防犯の観点でいくとおすすめできません。夜になっても灯りのない状況は留守の印象しかないからです。屋内が明るい状況であれば、在宅だと思えます。居空きや忍び込みのリスクがあるといっても、いちばん被害が多いのは不在を狙って侵入してくる空き巣です。空き巣対策をしていれば、居空きや忍び込みのリスクも軽減できると思ってください。
洗濯物は、いつまでも外に干さないことです。夜になっても取り込まないようだと、留守と勘違いされます。洗濯物の状況から留守かどうかを判断する泥棒もいるので、防犯を意識して夜になったら洗濯物は取り込むようにしましょう。
今日は予定があって、夜に洗濯物を取り込めないというのが事前に分かっている場合は、部屋干しにしておくと良いでしょう。仕事の時間の関係で帰りが遅い場合も、部屋干しで洗濯物を乾かしましょう。
これも空き巣対策になりますが、新聞や郵便物は溜め込まず、早めに取り出すことが肝心です。ポストにこれらの物が溜まっていると、しばらく留守している印象しかありません。留守でもないのに面倒がって取り出さない方もいます。防犯上はリスクなので、空き巣に入られないためにもポストの状態は常にすっきりさせておきましょう。
「テレワーク在宅中のセキュリティを最大限に高めたい」「より安心できる防犯対策が欲しい」このようなニーズがある場合は、ホームセキュリティがおすすめです。ホームセキュリティは警備会社のセキュリティシステムで、一般家庭のお住まいを守る防犯サービスです。不在・在宅問わず、どんなときでも不審者の侵入をはじめとする日常生活のトラブルを監視し、いざというときにはパトロール員が駆けつけて被害の拡大を防ぐ対応に努めます。
ホームセキュリティの駆けつけサービスは、留守に限らず在宅中であっても利用できます。ホームセキュリティを導入すると、窓やドアなど侵入されやすい箇所に防犯センサーが設置され、侵入を検知したときには自動通報によってパトロール員が急行します。センサーに検知されなくとも、不審な動きや危険を感じた場合の非常/緊急ボタンでも自動通報が可能です。ホームセキュリティがあると、一人で対処する必要はなく、広範にわたって警備会社のスタッフにお任せできるのはメリットです。
CSPでも、ホームセキュリティ『ファミリーガードアイ+』を提供し、お客様の安全・安心を24時間365日サポートいたします。泥棒の侵入はもちろん、火災・ガス漏れ、不審な事態、急な体調不良など、異常事態や緊急事態が起きたときには自動通報し、パトロール員が急行します。ホームセキュリティに関するご相談や、住まいの防犯に関するお悩みは、CSPにお任せください。
テレワーク中は在宅になりますが、泥棒に入られないとも限りません。居空き・忍び込みのような、在宅時の油断を狙って侵入を試みる窃盗犯もいます。留守と勘違いして侵入した空き巣が居直り強盗に豹変する可能性もあるため、どんなときでも不審者の侵入を許さない防犯対策が必要です。今回ご紹介した防犯対策や、在宅アピールの対策をとり入れて泥棒の侵入を防ぎましょう。
より安心で、高い防犯効果をお望みなら、ホームセキュリティの導入がおすすめです。異常を検知すると、警備会社への自動通報、110番・119番通報、そして、パトロール員が駆けつけお客様の安全を守ります。ホームセキュリティや住まいの防犯のことなら、CSPにご相談ください。
警備会社が24時間365日サポートするホームセキュリティも、マンションの防犯性能を高めてくれます。CSPでも『ファミリーガードアイ+』をご用意し、住まいの防犯に関するお悩みを解決いたします。お気軽にご相談ください。
ホームセキュリティサービス「ファミリーガードアイ+」の詳細ページはこちら↓
ホームセキュリティサービス「ファミリーガードアイ+」
シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の資料請求やお見積り依頼はこちら↓
おすすめ記事