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空き巣には好む時間帯と立地がある!ホームセキュリティで対策を

公開日:2023年5月 2日

空き巣には好む時間帯と立地がある!ホームセキュリティで対策を

「留守が多くなると、空き巣に入られないか心配……。」そんな方は多いのではないでしょうか。昨今は空き巣の被害が減少傾向にあるものの、1日に約50件弱の侵入窃盗被害が起きています(警察庁調べ)。留守時の戸締りは厳重に行い、防犯に力を入れてどんなときでも不審者の侵入を許さない「空き巣に強い家」にしましょう。

空き巣対策にはさまざまなものがありますが、なかでも有効なのがホームセキュリティです。こちらの記事では、ホームセキュリティによる防犯の中身とそのメリットについてご説明します。まずは、空き巣の侵入が多い時間帯や狙われやすい立地など、空き巣の手口に関する情報をお届けしますので、こちらも合わせて参考にしてください。

空き巣などの泥棒に狙われやすくなる時間帯は?

1日のうち、どの時間帯が空き巣による侵入が多くなるのでしょうか。侵入時間の傾向がわかる警察庁発表の統計資料がありますので、まずはこちらをご紹介します。

発生時間別の空き巣被害件数

警察庁『令和3年の犯罪』によると、空き巣侵入の発生時間帯別の認知件数は以下の通りです。

  • 0~2時未満:20件
  • 2~4時未満:6件
  • 4~6時未満:5件
  • 6~8時未満:20件
  • 8~10時未満:52件
  • 10~12時未満:75件
  • 12~14時未満:74件
  • 14~16時未満:62件
  • 16~18時未満:87件
  • 18~20時未満:85件
  • 20~22時未満:56件
  • 22~24時未満:21件

出典:警察庁「犯罪統計書 令和3年の犯罪

上記のデータをみると、10~20時の間に被害が多くなっている実態がわかります。

もっとも多いのが、陽が傾いてうす暗くなる頃の16~18時です。この時間帯は買い物や子どもの迎えなどで留守にする家も多いでしょう。夕方以降の暗くなる時間帯はより警戒したほうがよさそうです。80件を超えているのも16~20時未満の間だけです。

では、空き巣は昼間より夜間を好むのかというと、過去のデータをみるとそうとも言い切れません。

むしろ「仕事などで昼間に家を空ける人が多いため日中の明るい時間帯のほうが危ない」というのが従来の見方でした。現に、令和2年の統計では、12~14時における侵入被害がもっとも多く、その数は118件と他の時間帯より際立って多いです。

出典:警察庁「犯罪統計書 令和2年の犯罪

単純に「昼間のほうが狙われやすい」とは、判断できなくなってきたのかもしれません。在宅ワークの増加など、働き方やライフスタイルの変化も関係あるでしょう。

確かなことは、時間帯に関係なく家のセキュリティ対策は、厳重なほうがよいということです。空き巣にいつ狙われてもしっかりと守れる、防犯対策を立てていきましょう。

居空き・忍び込みの侵入時間

窃盗を試みる泥棒は、空き巣だけではありません。家人が在宅中に入り込む「居空き」「忍び込み」もいます。これらの侵入時間についても、警察庁『令和3年の犯罪』からデータを抜粋します。

時間帯 居空き 居空き
0~2時未満 10 112
2~4時未満 1 150
4~6時未満 2 53
6~8時未満 6 12
8~10時未満 25 1
10~12時未満 51 2
12~14時未満 31 1
14~16時未満 34 0
16~18時未満 34 0
18~20時未満 33 2
20~22時未満 23 10
22~24時未満 10 56

出典:警察庁「犯罪統計書 令和3年の犯罪

「居空き」とは、在宅中に侵入する窃盗犯のことです。「忍び込み」は、家人の就寝中を狙う侵入犯で、その時間帯は主に深夜となります。

防犯対策は、どうしても留守中の状況を想定して行いやすいですが、留守時に侵入する泥棒ばかりではないことも注意を払う必要があります。不在・在宅問わず、どの時間帯も通用するような対策があると安心です。

侵入リスクを高める家の立地とは?

次に、空き巣などの泥棒に侵入されやすい家の立地についてご説明します。

以下のような立地条件がリスクを高めるといわれますので、当てはまる場合は特に注意して対策を立てていきましょう。

  • 旗竿地の家
  • 沿線や幹線道路沿いなど、物音がしても気づきにくい家
  • 駅から遠すぎない場所(10分圏内)にある家
  • ぽつんと建つ一軒家

旗竿地

旗竿地とは、道路に面した部分から細長く敷地が続き、奥へ進むにしたがい広くなる土地をいいます。土地を上空からみると、旗竿に似ていることからそう呼ばれます。

旗竿地の防犯上の問題点は、建物が道路に面さず引っ込んだ場所に建つ見通しの悪さです。

空き巣からすれば、犯行の模様を外から発見されにくい立地のため、侵入も容易だと考えます。犯行を目撃されにくい状況だと、辺りをはばからず盗みに入れて、なおかつ逃げやすくなります。空き巣にとっては、好都合の条件が揃っているのです。

沿線・幹線道路沿い

線路に近い沿線エリアや交通量の多い幹線道路沿いも、空き巣が好む立地条件です。

このような立地の住宅やマンションでは、電車や車が通るたびに大きな音がして他の音が聞き取りにくい状況です。そんな環境下だと、もし空き巣に狙われ窓ガラスを割られた場合、周りの人は誰も気づいてくれないかもしれません。白昼であっても、堂々と犯行を許してしまう可能性があります。

駅から10分圏内

駅から10分圏内の住宅をターゲットに狙う空き巣も多いといわれます。理由としては、駅からほど近い場所にある家は、犯行後すばやく逃げることも難しくないからです。

空き巣は事前の下見の際、侵入のしやすさだけでなく、犯行後いかに簡単に遠くまで逃げられるかも考慮に入れて候補を絞ります。交通手段として都合がよいのが、車でもバスでもなく電車です。駅前の行き交う人々に紛れて電車に乗り込んでしまえば目立ちません。人通りがあり、監視カメラも設置されている駅周辺が空き巣にとって好都合とは、意外と思われるかもしれません。しかし、監視カメラのリスクより、逃げやすさを重視する空き巣もいるため、この点に注意してください。

ぽつんと建つ一軒家

周囲から一軒だけ離れた場所に建つ一軒家も、空き巣が侵入しやすいと考える立地条件といえます。隣家と離れている一軒家は旗竿地と同じく、死角が多くなるからです。

一軒家は隣り合う立地と比べ、犯行を目撃されるリスクが少なく、声をかけられる心配もないだろうと空き巣は考えます。特に「声をかけられるかどうか」は空き巣の気にする要素で、その心配があまりない一軒家は格好のターゲットと呼べるかもしれません。セキュリティに問題があったり、防犯対策をしているように見えなかったりすると、なおさら空き巣の目に留まりやすくなります。

空き巣に狙われやすい家の特徴にも注意!

防犯対策を考えるとき、家の特徴そのものに問題点がないか、点検することも大切です。

空き巣に狙われやすくなる家の特徴には、次のようなものがあります。

  • 死角が多い
  • 対策が手薄の印象を与える
  • 留守が多い

死角が多い

すでに説明した通り、死角の多さは空き巣が重視するポイントです。死角が多ければ多いほど、周囲からそこで何が起きているのか状況がわかりづらくなります。人の目につかない状況を見抜かれたとき、空き巣に狙われるリスクが高くなるのです。

裏庭や物置の陰、回り込んだところにある勝手口など、防犯が手薄になっていないでしょうか。また、植え込みや道具類などが、出入口の死角をつくっていないでしょうか。このような状況は、空き巣に「隙の多い家」の印象を与えてしまうでしょう。

反対に、死角となるポイントに防犯カメラや防犯ブザーといったもしもの備えとなる防犯アイテムがあると、空き巣も警戒して簡単に手を出せなくなります。道具類の整理整頓や植え込みの定期的な手入れも、死角をカバーする有効な対策ですのでぜひ意識してください。

対策が手薄な印象を与える

一見して防犯対策が何もなされていない家は、セキュリティが甘く簡単に侵入できそうな印象を与えます。

何度も言うように、リスクを冒してまで侵入を試みる空き巣はまれです。裕福そうな家でもセキュリティが厳重で万全なら避けるでしょう。一方、手薄な印象の家は狙われてしまいます。周りがセキュリティ設備の整ったマンションや戸建てばかりであれば、そのリスクはさらに高くなると思ってください。

何度も言うように、リスクを冒してまで侵入を試みる空き巣はまれです。裕福そうな家でもセキュリティが厳重で万全なら避けるでしょう。一方、手薄な印象の家は狙われてしまいます。周りがセキュリティ設備の整ったマンションや戸建てばかりであれば、そのリスクはさらに高くなると思ってください。

留守が多い

こちらは家の特徴というよりライフスタイルの問題になりますが、留守の多い家かどうかは空き巣が重視するポイントなのでこの点も踏まえた対策が必要です。

留守にする時間や帰宅時間を読まれている場合、空き巣の格好のターゲットとなってしまうでしょう。彼らはどのような方法で留守を見抜くか、その主な手口を以下に挙げますので参考にしてください。

  • インターフォンを押す
  • 電話をかける
  • カーテンや雨戸の状態を確かめる
  • 駐車場に車が停まっているかどうかをみる
  • 郵便受けや郵便ポストを確かめる

防犯を重視するなら、留守番電話サービスの利用は控え、携帯電話に転送する設定への切替えがおすすめです。

出張や旅行、帰省などで長期不在にする場合は、新聞と郵送をその期間中だけストップして出かけるようにしましょう。

空き巣対策に有効なホームセキュリティとは

これまでお伝えした通り、空き巣は低リスクを好みます。そのため対策としては「この家に侵入するのは、リスクが大きい」と思わせることが何より重要です。

空き巣にとってのリスクとは、目撃や通報、警察がきて捕まる状況を指します。この状況を作り出すための対策としておすすめなのが「ホームセキュリティ」です。

ホームセキュリティとは

ホームセキュリティは、警備会社が提供する一般家庭向けの防犯サービスです。

ドアや窓、室内に侵入検知センサーが設置され、24時間365日警備会社が見守り、サポートできる状態となります。

空き巣などの窃盗犯に侵入を許しても、センサーが検知して警備会社へ自動通報、パトロール員が現場へ急行します。

駆けつけたパトロール員が現場の安全確認や110番通報など、さまざまな対応を留守中の利用者に代わって迅速に行うセキュリティシステムです。

ホームセキュリティ導入のメリット

ホームセキュリティの導入によって、その家が警備会社にしっかりと守られていることをアピールできます。これは、防犯上の大きなメリットです。

いざというとき警備会社の人間が駆けつけるとわかれば、空き巣もそう簡単には近寄れません。逮捕のリスクを恐れて、候補から排除する可能性は高くなるでしょう。

ホームセキュリティには、上記以外にも以下のようなメリットがあります。

  • 火災・ガス漏れの検知と、迅速な対応が可能
  • 非常/緊急ボタンを押すだけで自動通報&駆けつけ対応
  • 子どもの帰宅に合わせてメール通知されるなど、外出先からでも子どもの行動や状況を把握できる

ホームセキュリティ導入がおすすめのケース

万が一のことまで考えた防犯なら、ホームセキュリティがおすすめです。特に以下のようなケースで導入するとリスク軽減につながり、安心の生活につながります。

  • 新居を購入したとき
  • 防犯設備のないマンションや、治安に不安のある地域に引っ越したとき
  • お子さまや高齢のご家族が一人暮らしをはじめたとき

CSPホームセキュリティ『ファミリーガードアイ+』

ホームセキュリティのご利用なら、CSPの『ファミリーガードアイ+』をご検討ください。

ファミリーガードアイ+に加入すると、「開閉センサー」が窓・ドアに、「空間センサー」が寝室やリビングなどの室内に設置され、24時間365日お客様の安全・安心を見守ります。

不在・在宅問わず、不審者の侵入を見逃しません。もしものときは消防と救命の訓練を積んだ警備のプロが駆けつけ、迅速に対応いたします。昼夜を問わない不慮の火災やガス漏れ、緊急事態の通報まで、さまざまな異常を見逃さないセンサーをご自宅に整え、万が一のリスクに備えることが可能です。

異常を検知すれば自動通報でパトロール員が駆けつけます。お住まいのセキュリティ向上に、CSPのファミリーガードアイ+をお役立てください。

まとめ

“侵入が難しく逃げられない”と思わせることで、空き巣をはじめとする泥棒から家を守れるようになります。もっとも有効と思われるのが、異常発生時にパトロール員が駆けつけるホームセキュリティです。最悪の事態を想定して家の守りを固くし、「もしも」の不安を和らげます。

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