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超高齢化社会に突入した日本では、一人暮らしの高齢者が増えています。離れて暮らす家族の中には、高齢の家族が自宅や外出先でトラブルに見舞われていないか、不安を感じている方も少なくないでしょう。
家族がサポートできない場合は、家族に代わって見守ってくれるサービスの利用をおすすめします。ここでは、サービスの種類や特徴など、高齢者見守りサービスの選び方についてご紹介します。
高齢者見守りサービスとは、離れて暮らす家族に代わり、高齢者を見守ってくれるサービスです。
高齢者が一人で生活していると、気づかないうちに病気が進行していたり、特殊詐欺などの犯罪に巻き込まれたりするなどのリスクがあります。リスクに備えるための方法としては、「家族との同居」が挙げられますが、仕事や家庭の事情で難しい場合もあるでしょう。
そのようなケースにおすすめなのが、「見守りサービス」です。
見守りサービスとは、自宅にカメラやセンサーを設置したり、特定の通知を受けた際にスタッフが現地を訪れて利用者の安否を確認したりするサービスです。利用者の様子をメールなどで通知することも可能なため、離れて暮らす家族も安心です。
見守りサービスは、警備会社や郵便局、家電メーカーなどが中心となって提供しています。とくに、警備会社はホームセキュリティなどで培った技術を活かしてサービスを展開しており、サポート体制も充実しているのが魅力です。
高齢者見守りサービスにはさまざまな種類があり、サービスによって内容が異なります。目的や状況に合った見守りサービスを選ぶためにも、それぞれの仕組みや特徴を確認しておきましょう。
訪問型の高齢者見守りサービスとは、専任のスタッフが定期的にご自宅を訪れ、利用者の生活や健康状態、安否を確認するサービスです。
スタッフと対面でコミュニケーションをとれるため、利用者の孤独感を軽減できるメリットがあります。食事の摂取状況の確認や相談を受けた内容などを記録し、離れて暮らす家族に報告します。
一方、あらかじめ決まった日時に訪問するだけなので、24時間見守っているわけではありません。そのため、突発的な発作や事故が起きても、すぐに対応できないというデメリットがあります。
会話型の高齢者見守りサービスは、専任のスタッフが決まった時間に電話やメールで利用者に健康状態を確認するサービスです。一般的な頻度は週に1回程度で、多い場合でも週に数回です。
会話型は電話やメールで対応するだけなので、他のサービスと比較して費用が安いというメリットがあります。利用者の精神的な負担も最小限に抑えられることが特徴です。
一方、会話型のサービスも24時間見守っているわけではないため、突然のトラブルにすぐに対応できない点がデメリットといえます。また、利用者の言葉だけで健康状態などを判断すると、家族に心配をかけたくないあまり健康上の不安を口に出せない場合もあり、客観的な安否確認ができない可能性があります。
食事や食材、郵便物を届ける際に、配達員が利用者の健康状態や安否を確認するサービスが、宅配型の高齢者見守りサービスです。
たとえば、宅配弁当は食事の種類も豊富で、利用者の飲み込む力や必要なカロリーなどに合わせて選べるため、一人暮らしでもバランスの良い食事がとれるメリットがあります。
ただし、宅配型のサービスも24時間見守っているわけではないため、突発的な発作や事故が起きても、すぐに対応できないことがデメリットです。
利用者のご自宅にカメラを設置し、サービスを提供する業者や離れて暮らす家族が目視で健康状態や安否を確認するのが、カメラ型の高齢者見守りサービスです。
主に警備会社がサービスを提供しており、防犯カメラとアプリを連携させて、利用者が自ら映像を確認することができます。侵入などの異常を検知するとアプリへ通知が届くので、映像を常に監視する必要はありませんが、カメラによって家族にストレスを与えていないかなど、適切な配慮が必要です。
センサー型の見守りサービスは、利用者のご自宅に設置したセンサーが、人の動きや異常発生の有無を検知する仕組みです。
居間や寝室、キッチンや浴室など、ご自宅のさまざまな場所にセンサーを設置して行動を検知できるようにし、スマートフォンのアプリやメールなどで、センサーが検知した異常を確認できます。
人の動きが一定時間ないなど、万が一のトラブルが発生すると自動通報され、警備会社のパトロール員が駆けつけて対応してくれるため安心です。一般に、センサーは映像や音声などのデータを記録することはありません。玄関やリビングなどの生活動線に設置することで、普段の生活に干渉することなく、見守りが可能です。
異常を感じた利用者が自ら、ご自宅に設置した緊急ボタンを押して通報するのが、通報型の高齢者見守りサービスです。
通報型は主に警備会社がサービスを提供しています。持病の発作や事故などが起こった際に、緊急ボタンを押すだけで自動的に通報され、パトロール員が駆けつけてくれるため、利用者も安心感を得られるでしょう。
壁に備え付けるタイプが一般的ですが、ペンダントのように首から下げるタイプなどもあります。
GPS型の高齢者見守りサービスでは、利用者が持つGPS端末で居場所を検知できる仕組みです。
利用者が常にどこにいるのかを特定できるため、外出するときだけではなく、徘徊する可能性がある場合に役立ちます。一方で、利用者がGPSを持たずに外出したり、電波を受信できなくなったりすると、位置の特定はできません。
高齢者見守りサービスは、警備会社や郵便局、宅配業者や家電メーカーなど、さまざまな企業が参入しているため、どのサービスを選んだらいいのか、悩むこともあるでしょう。ここからは、見守りサービスを選ぶ際に参考にしていただきたい5つのポイントを解説します。
最初に確認しておきたいのが、サービスを利用する本人の意思です。要介護や要支援の認定を受けるほどではない高齢者のなかには、見守られることを余計なお世話と捉え、抵抗を感じている方も少なくありません。
強引に見守りサービスを導入すると、かえって本人にストレスを与える可能性もあります。本人が抱える不安や不便、ストレスと感じることを確認し、抵抗なく利用できる見守りサービスを選びましょう。
見守りサービスによって対応する頻度や手段などが異なるため、利用する状況や目的に合わせて選ぶことが大切です。
たとえば、家族と離れて一人暮らしをしている元気な高齢者には、センサー型や通報型が向いています。一方、認知症を患っている高齢者には、徘徊時に役立つGPS型が向いているでしょう。
高齢者の見守りサービスを選ぶポイントとして、料金が挙げられます。見守りサービスは基本的には月払いで、利用頻度に関わらず一定の費用がかかります。
サービスの内容によって料金が異なるため、長期利用も見据えて無理のない範囲で支払える見守りサービスを選びましょう。
見守りサービスのなかには、利用者である高齢者本人が操作しなければならないものもあるため、操作性も重要なポイントです。
複雑な操作が必要なものを選んでしまうと、難しくて利用できなくなる可能性もあるため、操作が不要または簡単なサービスを選びましょう。
見守りサービス選びで悩んだ場合は、専門家に相談する方法もあります。代表的な専門家であるケアマネジャーの他、自治体の高齢者向けの窓口や地域包括センターの高齢者相談窓口などに相談してみましょう。
センサーなど、機器の設置に抵抗がない場合は、警備会社が提供する見守りサービスがおすすめです。機器を設置するだけですぐに利用でき、複雑な操作もありません。
CPSの「見守りハピネス」は、24時間365日、利用者の生活を見守ります。トラブルが生じた際もすぐにパトロール員が駆けつけるため、利用者本人はもちろん、離れて暮らす家族も安心です。
高齢者見守りサービスにはさまざまな種類があり、サービスによって見守りの方法や利用者本人の負担が異なります。導入してから後悔しないためにも、目的や費用に応じて適切なサービスを選びましょう。
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