小学生の電車通学で気をつけたいこと!親子でできる安全対策とは?

公開日:2026年2月20日

小学生の電車通学で気をつけたいこと!親子でできる安全対策とは?

小学校への入学をきっかけに、電車で通学する子どもが増えています。初めて一人で移動する場面では、緊張や不安を感じる子も多く、慣れない環境で戸惑うこともあります。乗り間違えや混雑、不審者との接触など、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、「ちゃんと通えるだろうか?」「駅で迷ったらどうしよう」「知らない人に話しかけられたら?」と心配する保護者も少なくありません。

安全に通学・通塾できるようにするには、親子で注意点を共有し、家庭で準備や見守りの工夫をしておく必要があります。この記事では、電車通学で起こりやすいトラブルをもとに、親子で取り組める対策をご紹介します。

電車通学を始める小学生が増えている背景

共働き家庭の増加や教育環境の多様化などを背景に、電車通学を選ぶ家庭が年々増えています。交通網が発達した都市部だけでなく、地方でも公共交通を活用するケースが見られるようになりました。ここでは、小学生の電車通学が増えている主な理由をご紹介します。

共働き家庭の増加

電車通学が増えた理由として多いのが、共働き家庭の増加です。総務省統計局が発表した「労働力調査(詳細集計)」によると、2000年には約900万世帯だった共働き世帯が、2024年には約1300万世帯にまで増加しています。

共働き世帯が増えるにつれ、朝夕の送迎に時間を割けない家庭が多くなりました。保護者が仕事に出る時間帯と登校時刻が重なる場合、子どもが自力で通学できる手段として、電車が選ばれるようになったのです。

共働き家庭では、保護者の勤務先や勤務形態によって生活リズムが異なり、登下校を安定してサポートするのが難しいケースも少なくありません。子どもが一人でも安全に移動できるよう、駅に近い住宅を選ぶ家庭も増え、電車を使った通学が自然と定着しています。

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「共働き世帯の状況―労働力調査(詳細集計)の結果から―」

安全対策に敏感な家庭が多い

防犯意識の高まりも、電車通学を選ぶ家庭が増えている要因の一つです。徒歩での通学では、人通りの少ない道や暗い時間帯の移動を避けられない場合がありますが、電車通学なら駅や電車内に多くの人の目があり、安心しやすいと感じる保護者が増えています。

さらに、GPS機能付きの見守りサービスや交通系ICカードの利用履歴など、子どもの行動を把握しやすい環境が整ってきた点も大きく影響しています。保護者が留守中の時間帯でも、子どもの所在を確認できる仕組みが整ったため、電車通学を選ぶ家庭が増えました。

私立小学校への進学による通学区域外への移動

教育内容や学校環境を重視して、私立小学校を選ぶ家庭が増えています。自宅近くでは得られない教育を求め、離れた学校に通うケースも少なくありません。通学距離が長いと、徒歩や自転車では通いにくいため、電車を利用することが一般的です。

特に、都市部では複数の路線が交差しており、乗り換えを含めた通学ルートを計画しやすい環境が整っています。このような交通網の利便性も、電車通学を後押しする要因となっています。

地方都市では交通手段の選択肢が少ない

地方都市では、スクールバスや自家用車による送迎が主流だった地域でも、公共交通機関の利用が広がっています。少子化や学校統廃合の影響で通学距離が長くなり、電車通学を選ぶ家庭も増えました。通学に使える交通手段が限られる地域ほど、電車で通う子どもの割合が高く、生活の一部として定着しつつあります。

小学生の電車通学でよくある不安・トラブル

電車通学は便利で効率的な移動手段ですが、小学生にとってはさまざまな不安やトラブルが起こりやすい一面もあります。特に、通学ルートの複雑さや人の多さ、周囲の大人との距離感などは、慣れるまで注意が必要です。ここでは、小学生の電車通学でよくある不安・トラブルの例をご紹介します。

乗り間違い・乗り過ごし

目的地とは異なる電車に乗ってしまったり、降りるべき駅を通り過ぎてしまったりするケースは、初めての通学で特に起こりやすいトラブルです。路線の種類や停車駅の違いに戸惑いやすく、乗り換えがある場合は混乱しやすくなります。乗車前に行き先を確認する習慣を身に付けると、迷いにくくなります。

改札でのトラブル

交通系ICカードの残高不足や読み取りエラーによって、改札を通れないトラブルもよくあります。カードの扱いに慣れていないうちは、機械の検知に戸惑い、後ろに人が並んでいると焦ってしまうでしょう。改札でトラブルが起きたときにどうすればよいか、あらかじめ話し合っておくと安心です。

混雑による危険

通勤時間帯の電車は非常に混雑しており、押されて転倒したり、ドア付近で身動きが取れなくなったりする場面もあります。人の流れに巻き込まれると、思わぬ事故につながる可能性も否定できません。混雑する時間帯や車両の位置を把握しておけば、危険を避けやすくなります。

痴漢・不審者との接触

車内や駅構内で、「見知らぬ人に声をかけられる」「体に触れられる」などの被害が報告されています。子どもが一人でいる時間帯や場所では、周囲の目が届きにくく、対応に困る場面が生じやすくなります。万が一のときにどう行動すればよいか、家庭内で共有しておきましょう。

駅構内での迷子

出口や乗り換えルートを間違えてしまい、駅構内で迷ってしまうトラブルもよくあります。人の流れに圧倒されてしまい、どこに向かえばよいのか判断できなくなるケースもあるでしょう。大人よりも案内表示を理解するのに時間がかかる子どもも少なくありません。駅構内の構造や目印を事前に知っておくと、迷ったときの手がかりになります。

スマートフォンや連絡手段の不備

スマートフォンを持たせていても、充電切れや通信トラブルによって、連絡が取れなくなる場面があります。あらかじめ親や学校の電話番号をメモにして持たせておけば、万が一のときにも連絡が取れます。スマートフォンを持たせない場合でも、緊急連絡先を紙に書いて持たせるなどの工夫が必要です。

忘れ物・落とし物

帽子や定期券など、電車内や駅構内で持ち物を落としてしまうトラブルは珍しくありません。特に、座席や足元に置いた荷物は見落としやすい傾向があります。降車前に持ち物を確認する習慣をつけると防止しやすくなります。

体調不良・急なトラブル時の対応

通学中に、混雑や緊張によって気分が悪くなる子どももいます。周囲に助けを求める判断ができないと、状況が悪化する可能性も否定できません。体調が優れないときに無理をしない意識を持つことが、安全につながります。

子ども自身が気をつけるべきマナーと行動

電車通学では、親の準備だけでなく、子ども自身が周囲に配慮しながら安全に行動する意識を持つ必要があります。公共の場では、個々のマナーが全体の秩序と安全を保ちます。ここでは、通学中に意識しておきたい3つの行動ポイントをご紹介します。

ホームでの立ち位置に注意する

駅のホームは、事故が起こりやすい場所です。黄色い線の内側で待ち、電車が完全に停止してから乗るよう教えましょう。友達との会話やスマートフォンの操作に気を取られると、思わず線路側へ寄ってしまうこともあるため注意が必要です。ふざけたり押し合ったりすると、転落などの重大な事故につながるおそれがあります。

また、通勤時間帯はホームが混雑しやすいため、他の人の動きに合わせて行動できるようにしておくと安全です。ホームが狭い駅では、荷物を体に近づけて持ち、周囲にぶつからないよう配慮します。ランドセルやスクールバッグなどの大きな荷物は、振り向くときに人に当たらないよう動作に注意するのもポイントです。普段から荷物の持ち方や立ち位置に注意する意識を持てば、混雑時でも落ち着いて行動できるようになります。

車内での安全な行動

車内では、周囲の人と空間を共有していることを意識しなければなりません。混み合う時間帯は、ドア付近を避けて奥へ進むとトラブルを防ぎやすくなります。ドアの前に立つと、乗客の流れを妨げるだけでなく、閉まる際に荷物を挟む危険もあります。

ランドセルやスクールバッグは可能な限り前に抱え、立つ位置を調整しながら周囲との距離を保ちます。つり革や手すりを握り、急な揺れに備えるのも忘れないようにしましょう。座席では、足を広げずに座り、荷物を膝の上に置くのが基本です。

また、友人と一緒に乗るときは、会話の声を抑え、静かな雰囲気を保つよう心がけます。特に朝の時間帯は、仕事に向かう大人が多く乗っているため、落ち着いた態度が求められます。家庭でも、実際の車内を想定して「どこに立つのが安全か」「どのようなときに注意すべきか」を話し合っておくと、子どもが状況を判断しやすくなるでしょう。

知らない人に声をかけられたときの対応

通学途中に知らない人から話しかけられた場合は、まず相手と距離を取り、安全な場所へ移動するように伝えましょう。どれだけ優しそうに見えても、「知らない人にはついて行かない」という意識を普段から持たせておくと安心です。「親が迎えに来るので大丈夫です」などとはっきり答える練習を重ねておけば、突然声をかけられても落ち着いて行動できます。

また、不安を感じたときに助けを求められるよう、交番や駅員室など、頼れる場所をあらかじめ確認しておくと、いざというときに迷わず動けます。家庭で通学中のトラブルを想定して話し合えば、危険な状況でも冷静に判断できるようになるでしょう。

親ができる事前準備とサポート

電車通学を始めるときは、子どもに任せきりにせず、家庭での準備やサポートを整える必要があります。通学ルートの確認や連絡手段の確保、日々の声かけなど、保護者の関わり方によって子どもの安全意識は大きく変わります。ここでは、家庭で実践できる主なサポート方法をご紹介します。

通学ルートを親子で一緒に確認・体験する

初めて電車を利用する場合は、実際に親子で通学ルートを歩きながら確認しておくと安心です。乗車するホームの番号や乗り換えの位置、駅員室の場所などを一緒に見て覚えておくと、道に迷いにくくなります。時間帯を変えて歩けば、混雑の程度や人の流れもつかみやすいでしょう。

通学時間帯は朝夕ともに人の流れが多く、駅構内や乗り換え通路が非常に混雑します。実際に親子で歩いておくと、慌ただしい状況でも落ち着いて行動できます。駅から自宅までの経路も併せて確認し、見通しの悪い場所や街灯の少ない道を避けるルートを選んでおけば、より安全な通学につながります。

緊急時の連絡手段を整えておく

トラブルが発生した際に連絡できるよう、通信環境を確認しておきましょう。スマートフォンを持たせる場合は、通話やメッセージ機能に加えて、位置情報を共有できる設定を活用します。

また、携帯を持たせない場合は、困ったときに頼れる人や場所を明確に伝えることが欠かせません。緊急連絡先を紙に書いてカバンの内側に入れたり、ICカードケースに貼ったりと、すぐに確認できる工夫も役立ちます。家庭内でも「遅れそうなとき」「トラブルが起きたとき」など、どのような場面で連絡を入れるかを話し合っておくとよいでしょう。

声かけとコミュニケーションを習慣にする

毎日の登下校を見守る上で、家庭での会話は非常に重要です。「今日の通学で困ったことはなかった?」と声をかけるだけで、子どもが安心して話せる空気が生まれます。普段から通学中の出来事を話すようにしておけば、わずかな変化にも早く気づけます。

子どもが話すときは、途中で口を挟まずに最後まで聞く姿勢を心がけましょう。落ち着いて受け止める親の態度があれば、子どもは「また話したい」と感じやすくなります。小さな不安や出来事を共有できれば、問題が大きくなる前に対処できる可能性が高まります。

子どもを一人にしない工夫

電車通学では、友達と一緒に登下校できる環境づくりも効果的です。同じ路線や方向に通う子ども同士でグループをつくると、声をかけ合いながら移動できます。仲間の存在は心の支えになり、緊急時にも助け合えるでしょう。

さらに、保護者同士が連絡を取り合い、LINEグループなどで登下校の状況を共有するのも有効です。遅延や予定変更などの情報を伝え合えば、互いに状況を把握でき、急な変化にも対応しやすいでしょう。子どもを一人にしない環境を整えれば、トラブルのリスクを軽減することにつながります。

防犯グッズや見守りサービスの活用

子どもの安全を守るには、日常の意識に加えて、防犯グッズや見守りの仕組みを取り入れると効果的です。威嚇ブザーや、ランドセルに取り付ける反射材は、昔から使われてきた身近な防犯アイテムです。威嚇ブザーは危険を感じたときに周囲へ助けを求める手段となり、反射材は夕方の帰宅時などに存在を目立たせる役割を果たします。どちらも子どもが自分の身を守る行動につながります。

さらに、最近ではデジタル技術を活用した見守りサービスも広がっています。GPS端末や交通系ICカードを使えば、子どもの移動状況を把握でき、離れていても安心を得られます。特に、通学距離が長い家庭や乗り換えの多いルートでは、保護者にとって心強い支えになるでしょう。アナログの防犯グッズとデジタルの見守りサービスを組み合わせれば、通学中の不安を減らし、子どもをより安心して送り出せる環境を整えられます。

見守りサービス「まもレール」で安心をプラス

通学・通塾時の子ども防犯対策・見守りサービスの「まもレール」は、JR東日本、東京都交通局、東京メトロ、CSPが提供するサービスです。Suicaなどの交通系ICカードを使って電車に乗ると、保護者の携帯電話やスマートフォンに「乗車駅」「降車駅」「通過時刻」などがリアルタイムで通知されます。子どもが通学ルートを外れた場合や予定より遅れている場合にも気づけるため、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。

入会金は不要で、料金は子ども1名・通知先1件登録につき月額550円(税込)です。なお、サービス開始月は無料です。スマートフォンやパソコンから簡単にお申込みできるため、忙しい家庭でも利用を始めやすい仕組みになっています。電車通学の不安を少しでも軽減したい保護者にとって、「まもレール」は心強い選択肢となるでしょう。

まとめ

小学生の電車通学は、親にとって不安がつきものです。乗り間違いや改札トラブル、痴漢・不審者との接触や体調不良など、子どもが一人で対応するには難しい場面も多くあります。だからこそ、事前の準備と家庭での教育が欠かせません。通学ルートを一緒に確認したり、困ったときの対処法を話し合ったりすることで、子ども自身の判断力も育まれます。

さらに、見守りサービス「まもレール」を活用すれば、親が離れていても子どもの行動を把握でき、万が一の事態にも対応しやすくなります。安心して子どもを送り出すための一歩として、「まもレール」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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