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高齢者のお風呂は危険がいっぱい!注意すべきポイントと対策

公開日:2025年2月 7日

高齢者のお風呂は危険がいっぱい!注意すべきポイントと対策

お風呂に入ると、リラックス効果や睡眠の質の向上など、多くの効果が期待できます。一方、転倒やヒートショックなど、さまざまな危険が潜んでいるため、高齢者は特に注意が必要です。

実際に、入浴中の事故で亡くなる高齢者も少なくありません。

この記事では、高齢者がお風呂に入る際に注意すべきポイントや対策についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

高齢者がお風呂に入ることで期待できる効果

高齢者がお風呂に入る目的は、体を清潔に保つことだけではありません。お風呂に入ることで期待できる5つの効果をご紹介します。

リラックス効果

高齢者がお風呂に入ることで得られる最大の効果ともいえるのが、リラックス効果です。

お風呂に入ることで体が温まり、副交感神経が活性化され、心身の緊張がほぐれてリラックス効果を得られます。また、温かいお湯にゆったりとつかることで、ストレスが軽減されて気分がよくなることでも、リラックス効果を得られるでしょう。

睡眠の質の向上

睡眠の質が向上することも、高齢者がお風呂に入ることで得られる効果の一つです。

お風呂に入って上がった体温は、お風呂から出ると徐々に下がっていきますが、体温が下がる際に自然な眠気が誘発されます。また体温が下がると、眠りを深くして睡眠の質を向上させる「睡眠ホルモン」とも呼ばれているメラトニンの分泌が促進されます。

リラックス効果や体温の変化によって、睡眠の質が向上するのです。特に寝る前に入浴することで、深い眠りに入りやすくなります。

感染症の予防

皮膚の汚れや汗をお風呂で洗い流すことで、細菌やウイルスによる感染症や体臭発生の予防が可能です。

高齢者は免疫力が低下しやすいため、定期的な入浴は感染症予防に役立ちます。また、皮膚を清潔に保つことで、床ずれやかぶれなどのリスクの低減につなげられます。

健康な体づくり

高齢者がお風呂に入ることは、健康な体づくりにも役立ちます。

お風呂に入って体が温まると血行が促進され、血流の改善や新陳代謝の活発化が期待できます。これにより、筋肉のこりがほぐれたり、関節の柔軟性が高まったりします。

また、温熱効果によって血流が改善すると、体内にたまった老廃物や疲労物質が排出されやすくなるため、デトックス効果も期待できるでしょう。

健康状態の把握

高齢者がお風呂に入ることで、健康状態の把握もできます。入浴中に体を洗うことで、体の変化に気付けるからです。

裸にならなければ状態が分からない部分もあります。ケガやむくみの有無、皮膚の状態などを自分の目で確かめることで、早期に異常を発見しやすくなります。

お風呂に入ることは、体を清潔に保つ手段だけでなく、心身の健康を支える重要な役割を果たします。ただし、高齢者のお風呂には危険がたくさんあります。

高齢者のお風呂の危険性について、次の項目で詳しくご説明します。

高齢者のお風呂は危険がいっぱい

お風呂は毎日のように入るため、リスクがあるものだと考える人は多くないでしょう。しかし、高齢者にとっては危険がいっぱいです。

「令和4年人口動態調査(厚生労働省)」によると、65歳以上の浴槽での不慮の溺死・溺水による死亡者数は7,900人でした。そのうち、家・居住施設の浴槽での死亡者数は5,824人で、交通事故による死亡者数の2,154人の2倍以上にものぼります。

とはいえ、お風呂は高齢者の心身の健康を支える重要な役割を果たすため、お風呂に入らないわけにはいきません。高齢者がお風呂に入る際に注意すべきポイントを、次の項目で詳しくご説明します。

参考:消費者庁「コラムVol.4 冬に増加する高齢者の事故に注意! ー 入浴中の溺水事故」
消費者庁「無理せず対策 高齢者の不慮の事故」

高齢者がお風呂に入る際に注意すべきポイント

高齢者がお風呂に入る際には、注意点がたくさんがあります。注意すべき4つのポイントをご説明します。

転倒

高齢者に限らず注意しなければならないのが、浴室内での転倒です。ぬれた浴室内は滑りやすく、高齢者が転倒するリスクが高まります。

特に、浴槽から出入りする際やぬれた床での移動時に注意が必要です。転倒による骨折や打撲は、高齢者にとって重大な健康問題を招く恐れがあります。

ヒートショック

冬場に注意しなければならないのが、急激な温度変化が体にダメージを与えるヒートショックです。急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があります。

特に、寒い脱衣所や浴室内から温かい浴槽に入る際に注意が必要です。気温が下がる冬場は、脱衣所や浴室内の室温も低くなります。

寒い脱衣所や浴室内では、血管が収縮して血圧が上がりますが、お湯につかって体が温まると、血管が拡張して血圧が下がります。急激な血圧の変化が起こると、脳の血流が低下して意識を失う危険性があり、浴槽内で意識を失うとおぼれて死に至る恐れがあるのです。

高齢者は血圧を正常に保つ機能が衰えていることも多いため、特に注意が必要です。

浴室内熱中症

高齢者がお風呂に入る際に注意すべきポイントとして、浴室内での熱中症が挙げられます。

長時間の入浴や高温のお湯につかると、体温が上がりすぎて熱中症になることがあるのです。

熱中症になると、頭痛や動悸、めまいや吐き気、意識障害などの症状が出て、事故につながる可能性が高まります。特に、高齢者は熱さを感じにくく、熱中症の症状も出にくくなります。

熱中症になっていることに気付かずにお湯につかり続けてしまい、意識を失ったり心臓が止まったりして、浴槽内で溺れる恐れがあるため注意が必要です。

脱水症

お風呂に入ると大量の汗をかくため、体内の水分が失われ、脱水症になることがあります。脱水症は、体のだるさや頭痛、めまいを引き起こすだけではなく、重症化すると意識障害を伴うこともあります。

高齢者が安全にお風呂に入るための対策<入浴前>

高齢者が安全にお風呂に入るためには対策が必要です。まずは、入浴前にできる対策からご紹介します。

体温や血圧、脈を測って体調を確認する

お風呂に入る前には、体温や血圧、脈拍を測って体調を確認しましょう。特に、高血圧や低血圧の高齢者は、お風呂に入ることで血圧が大きく変動するため、事前に確認することが重要です。

異常が見られる場合は、入浴を控えるか、医師に相談することをおすすめします。

食事の直前・直後の入浴を避ける

食事の直前や直後はお風呂に入ることは避けましょう。

空腹時にお風呂に入ると、血糖値が低下して体調不良を招く恐れがあります。また、食後すぐにお風呂に入ると、消化器官に集中するはずの血液が分散し、消化不良を引き起こす可能性があります。

食後1~2時間程度経ってから、お風呂に入るのが理想的です。

脱衣所や浴室を暖めておく

急激な温度変化によるヒートショックを避けるため、脱衣所や浴室はあらかじめ暖めておきましょう。

脱衣所は暖房器具を使って暖め、浴室はシャワーを掛けたり湯船のふたを開けたりして暖めます。

出入り口の戸を折り戸に変える

浴室の出入り口を折り戸にすると、戸を開閉する際に必要なスペースが小さくなることで浴室をより広く使えるようになるためおすすめです。出入りがしやすくなり転倒のリスクを減らせるだけでなく、介助用の椅子など福祉用具を設置するスペースも確保できます。

また、万が一の事故や急病に備えて、緊急時に外から開けやすいものを選びましょう。

出入り口に手すりを設置する

浴室の出入り口に手すりを設置することで、高齢者が安定して移動できます。手すりを設置すれば、立ち上がる際や移動する際の支えとなるため、転倒を防ぐことが可能です。

高齢者が安全にお風呂に入るための対策<入浴中>

続いて、入浴中にできる対策をご紹介します。

滑り止めマットを敷く

浴室の床や浴槽内はぬれているため非常に滑りやすく、高齢者が転倒するリスクが高い場所です。滑り止めマットを敷くことで、足元の安定性が向上し、転倒のリスクを減らせます。

シャワーを使う場所や浴槽の出入り口に敷くと効果的です。

座面の高いシャワーチェアを使う

一般的なシャワーチェアは座面が低いため、立ち上がる際に力が必要となり、転倒のリスクが高まります。座面の高いシャワーチェアを使用することで、立ち上がったり座ったりする動作が楽にできます。

高さ調整ができるシャワーチェアを選ぶと、高齢者の体格に合わせて調整できるため、より安全です。

手すりを設置する

浴室内に手すりを設置することで、移動時の安定性が向上します。壁や浴槽の出入り口に手すりを設置すれば、立ち上がったり座ったりする際の支えとなるため、転倒のリスクを減らせるでしょう。

入浴台や浴槽台を使う

入浴台や浴槽台を使用することで、浴槽の出入りを楽にできます。

入浴台を使うと、浴槽の縁に座ったまま湯船に入れるため、足を高く上げる必要がありません。また、浴槽台を使えば、浴槽内でスムーズに立ったり座ったりできます。

入浴状況に注意する

高齢者がお風呂に入っている間は、常に注意を払い、異常がないか確認することが重要です。特に、長時間の入浴や高温のお湯につかることは避け、適切な湯温と入浴時間を守るようにしましょう。

「いつもより長く入っている」「物音がしない」「大きな音がした」などの異変を感じたら、すぐに声をかけることが大切です。

高齢者が安全にお風呂に入るための対策<入浴後>

最後に、入浴後にできる対策をご紹介します。

体調を確認する

お風呂に入った後は、体調の変化に注意を払いましょう。めまいや立ちくらみ、息切れなどの症状がないかを確認します。

入浴後は血圧が変動しやすいため、異常を感じた場合はすぐに休むことが大切です。

足の裏までしっかりと拭く

お風呂から出て体を拭く際には、足の裏まで丁寧に拭きましょう。足の裏がぬれたままだと、床で滑りやすくなり、転倒のリスクが高まります。

パジャマを着る際には椅子に座る

入浴後にパジャマなどを着る際には、椅子に座って行うと安全です。立ったまま着替えると、バランスを崩して転倒するリスクがあります。

水分を補給する

お風呂に入るとたくさんの汗をかくため、体内の水分が失われます。入浴後は、コップ一杯の水やお茶などでしっかりと水分を補給しましょう。

皮膚をケアする

お風呂に入った後は、皮膚が乾燥しやすくなります。保湿クリームやローションを使って、全身の皮膚をケアしましょう。かかとやひじなどの乾燥しやすい部分は、しっかりと保湿することが大切です。

また、お風呂に入った後は爪が柔らかくなるため、必要であれば爪切りなどのケアを行うことをおすすめします。

万が一の事故に備えてホームセキュリティを導入しよう

お風呂での転倒やヒートショックなど、急な事故や体調不良に迅速に対応するために、ホームセキュリティの導入をおすすめします。CSPの「ファミリーガードアイ+」なら、警備のプロが24時間365日見守るため安心です。

お風呂に入った後など、高齢者の具合が急に悪くなったときも、「ワイヤレス非常/緊急ボタン」を押すだけで、CSP指令センターに通報できます。CSP指令センターでは、必要に応じてパトロール員に駆けつけの指示を行ったり、119番や110番へ通報を行ったりして対応します。

設置する機器の種類や個数は、ご希望やライフスタイル・間取りに合わせてご提案いたします。資料請求やお見積り依頼は、インターネットまたはお電話で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

高齢者がお風呂に入ることは、体を清潔に保つ手段だけでなく、心身の健康を支える重要な役割を果たします。ただし、高齢者の入浴には危険が伴うため注意が必要です。

万が一の事故や体調不要に備えて、入浴中はもちろん入浴前や入浴後にも、高齢者が安全にお風呂に入るための対策をしっかりとしましょう。

段差があったり温度差が生じたりするお風呂は、高齢者にとって非常に危険な場所ですが、急な事故や体調不良は家の中のどこでも起こる可能性があります。CSPの「ファミリーガードアイ+」なら、万が一のときにはボタン1つでパトロール員が駆けつけるので安心です。

他にも、不審者の侵入や火災・ガス漏れを監視するセンサーも設置できます。「ファミリーガードアイ+」は、ご家庭の安全を総合的にサポートします。

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