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防犯カメラが一戸建ての防犯対策に必要な理由とは?設置場所と注意点を解説

公開日:2024年11月22日

防犯カメラが一戸建ての防犯対策に必要な理由とは?設置場所と注意点を解説

販売被害やトラブルを未然に防ぐために、防犯カメラを設置する一戸建てが増えています。ここでは、一戸建てに防犯カメラを設置する理由と併せて、おすすめの設置場所や設置する際の注意点についてご紹介します。

空き巣に狙われやすい一戸建ては防犯対策が必須

一戸建てに防犯対策が必要な理由は、マンションと比較して一戸建ては空き巣に狙われやすいからです。

警察庁が発表したデータによると、令和5年の「侵入窃盗の発生場所別認知件数」の総数は44,228件でした。注目したいのは内訳で、アパートやマンションなどの共同住宅の11.1%に対して、一戸建て住宅は30.5%と占める割合が最も高くなっています。

出典:警察庁「住まいる防犯110番

アパートやマンションは一戸建てと比較して、建物の出入り口がオートロックであったり、窓の数が少なかったりします。また、エントランスに管理人がいることもある上に、住民同士の距離が近い傾向があり、空き巣が入りにくくなる要因として考えられるでしょう。

しかし、一戸建てではこのようなアパートやマンション特有の侵入抑止効果を得るのは難しいといえます。こうした背景から一戸建ては空き巣に狙われやすい傾向があるため、一戸建ての防犯対策が重要なのです。

一戸建ての防犯対策として近年人気を集めているのが、防犯カメラの設置です。次の項目から、防犯カメラについて詳しくご説明します。

一戸建てに防犯カメラを設置するメリット

一戸建ての防犯対策として設置する人が増えているのが、防犯カメラです。防犯カメラにはさまざまなメリットがあります。

設置する前に知っておきたい、一戸建てに防犯カメラを設置するメリットについてご説明します。

犯罪の抑止力になる

一戸建てに防犯カメラを設置する最大のメリットが、犯罪の抑止力になることです。

目につきやすい場所に設置された防犯カメラは、空き巣が侵入をためらうきっかけとなるため、窃盗被害を未然に防げます。また、防犯意識の高い家だとアピールすることも可能です。

トラブルがあった際の証拠になる

基本的に、防犯カメラは撮影した映像をデータとして残します。そのため、空き巣に侵入されるなどのトラブルが生じた際に、録画したデータが証拠として役立つメリットがあります。

防犯カメラの録画したデータの保存方法には、

  • SDカード 屋外での使用に最適
  • ハードディスク 大容量の録画データを保存できる
  • クラウド録画 録画機器が不要で遠隔地でも録画データを確認できる

などがありますので、目的や得たい効果に応じて選びましょう。

地域にも貢献できる

一戸建てに防犯カメラを設置することには、地域に貢献できるメリットもあります。防犯カメラが近隣の犯罪を抑制し、地域全体の安全意識を高めることができるからです。

実際に、一戸建てに設置された防犯カメラの録画データが動かぬ証拠となり、事件が解決したケースも少なくありません。防犯カメラは設置している住宅だけではなく、地域全体の安全を守るためにも、なくてはならない存在になっています。

自治体の補助金制度を利用できる場合もある

自治体によっては、防犯カメラなどの防犯アイテムの購入や設置を行った際に、補助金を支給してくれます。

例えば、東京都品川区の「品川区住まいの防犯対策補助金交付制度(戸建て住宅における防犯カメラ等の設置)」は、設置費用の2分の1の額、防犯カメラであれば上限2万円を補助してくれる制度です。

出典:品川区「品川区住まいの防犯対策補助金交付制度(戸建て住宅における防犯カメラ等の設置)

他にも、愛知県知多市の「家庭用防犯カメラの設置費補助」では、補助対象経費の2分の1の額・上限3万円を補助してもらえます。

出典:知多市「家庭用防犯カメラの設置費補助

自治体の補助金制度を利用すれば、防犯カメラを設置する費用の負担を減らせるため、ぜひ自治体のホームページを確認してみましょう。

防犯カメラの種類

一戸建てに設置できる防犯カメラには、多くの種類があります。それぞれの特徴をご説明します。

ドーム型

店舗や病院、オフィスやマンションのエントランスなど、街中のいたるところで目にするのが、半球状のドーム型の防犯カメラです。

一見、防犯カメラとわからない目立ちにくい形状が特徴で、監視していることに気づかれたくないケースに最適です。ドーム型の防犯カメラには、景観を損なわないメリットがある一方、抑止効果は他の形状の防犯カメラよりも低くなるデメリットがあります。

ボックス型・バレット型

ボックス型とはその言葉の通り、箱のような四角い形状の防犯カメラです。ひと目で防犯カメラだとわかる存在感の強さが特徴で、高い抑止効果が期待できます。

カメラの向きは固定されているため、一方向しか監視できません。そのため、広い範囲を監視するためには、複数台の設置が必要です。

ボックス型の防犯カメラは主に屋内に設置されますが、ケースに収納すれば屋外にも設置できます。

また、ボックス型の一部として「ビューレット型」や「ガンタイプ」とも呼ばれるバレット型の防犯カメラもあり、現在主流になっています。

ボックス型よりも柔らかな印象を与える筒状のシルエットですが、存在感があるため高い抑止効果が期待できます。屋外で使われることが多く、防水・耐衝撃タイプや夜間対応タイプなど、さまざまな機能を搭載したものがあります。

PTZ型(PTZカメラ)

カメラのレンズを遠隔操作できるのが、「Pan(水平方向の首振り)」「Tilt(垂直方向の首振り)」「Zoom(ズームアップ・ズームアウト)」の頭文字を取ったPTZ型の防犯カメラです。カメラの視点の自由度が高く、広範囲を監視できることが特徴です。

子供やペットなどの様子を確認するための家庭用見守りカメラに多く用いられています。

一戸建ての防犯カメラの設置場所

防犯カメラを設置する場所は、目的や得たい効果によって異なります。一戸建ての効果的な設置場所をご紹介します。

玄関

防犯カメラを一戸建ての玄関に設置することで、空き巣によるピッキング行為の防止に効果を発揮します。また、ピンポンダッシュなどのいたずらや、悪質な訪問販売の対策も可能です。

室内

侵入された場合に備えて、室内にも防犯カメラを設置することをおすすめします。また、室内に防犯カメラを設置しておけば、子供やペットの様子を見守ることも可能です。

勝手口

死角になりやすい勝手口も、防犯カメラの設置が欠かせません。人目につかないため空き巣に入られやすく、利便性を考えて施錠していなかったり、換気のために開けっ放しにしていたりするからです。

施錠と防犯カメラの設置でしっかりと対策しましょう。

駐車場・駐輪場

近年増えているのが、車や自転車のパーツを狙った犯行です。人気のパーツや高級なパーツは、フリマアプリなどを通じて簡単に販売できることが理由にあります。

また、近所の子供が駐車場や駐輪場に入り込み、車や自転車にいたずらするケースもあるため、被害を未然に防ぐためにも防犯カメラの設置が必要です。

1階の掃き出し窓

駐車場や庭に通じる掃き出し窓も、利便性を考えて施錠していなかったり、換気のために開けっ放しにしていたりすることの多い場所です。

外から見えやすい位置に防犯カメラを設置しましょう。

ベランダ

空き巣の侵入口として多いのがベランダです。高さがあるからといって、開けっ放しにしている一戸建ても少なくありません。2階以上であっても、エアコンの室外機や物置などを足掛かりにすれば、簡単にベランダに上がられてしまいます。

空き巣に入り込まれないためにも、防犯カメラの設置をおすすめします。

一戸建てに防犯カメラを設置する際の注意点

一戸建てに防犯カメラを設置する際には、いくつか注意点があります。防犯カメラの効果を最大限得るためには、防犯カメラを正しく設置しなければなりません。

特に注意したい6つのポイントをご説明します。

死角をつくらない

防犯カメラを設置する際には、死角をつくらないことが大切です。死角があると空き巣が気づかれることなく侵入できてしまうため、防犯カメラを設置する意味がありません。

死角をなくすためには、適切な場所に複数台の防犯カメラを設置しましょう。

簡単に手が届く位置に設置しない

防犯カメラには空き巣を威嚇する役割もあるため、外から目立つ場所に設置することが欠かせません。ただし、簡単に手が届く位置に設置してしまうと、空き巣に壊されてしまう恐れがあります。

室外機や柵などに足を掛けても、手が届かない位置に設置しましょう。

設置前に屋内用と屋外用を確認する

防犯カメラを設置する前には、必ず屋内用と屋外用のどちらなのかをチェックしてください。屋内用と屋外用では性能が異なるため、間違って設置すると壊れて使えなくなる恐れがあります。

ダミーカメラを設置しない

ダミーカメラを設置するのは避けましょう。

防犯カメラは価格が高いからと、安価なダミーカメラを使用する方は少なくありません。しかし、空き巣にダミーカメラだと見破られてしまうと、侵入を抑止できない上に被害に遭っても記録を残すことができず、被害の再発防止を図ることもできません。

プライバシーに配慮する

防犯カメラを設置する際には、プライバシーへの配慮も必要です。近隣住民に対して配慮しなければ、トラブルが起こりかねないだけでなく法律に触れる恐れもあります。

防犯カメラを設置する目的は自宅の防犯ですので、カメラの角度や画角の設定にも注意が必要です。

国や自治体のガイドラインを確認する

防犯カメラを設置する前に、国や自治体のガイドラインを確認しなければなりません。

防犯カメラに録画された映像でも、人物が特定される場合は個人情報になります。

  • 他人のプライバシーを侵害しない
  • 個人情報保護法などの法律に従う
  • 地域住民とのトラブルを避ける

以上のために、国や自治体のガイドラインを確認する必要があります。

防犯カメラだけじゃない!一戸建ての有効な防犯対策

一戸建ての防犯対策は、防犯カメラだけではありません。一戸建てに有効な3つの防犯対策をご紹介します。

戸締まりを徹底する

今すぐにできる一戸建ての防犯対策が、戸締まりの徹底です。戸締まりを徹底しているつもりでも、ゴミを出したり回覧板を隣に届けたりする際に、すぐに戻るからといって玄関や勝手口などの戸締まりをしないことも多いでしょう。

空き巣はいつ・どこで狙っているかわからないため、少しの間家を空ける場合も戸締まりは徹底してください。

フェンスや塀を設置する

フェンスや塀の設置も、一戸建ての防犯対策として有効です。ただし、敷地内を完全に見えなくすることは避けましょう。

完全に見えなくしてしまうと、空き巣が敷地内に入り込んでしまえば、身を隠せてしまうからです。道路に面した部分のみなど、場所を決めて設置しましょう。

警備会社のセキュリティサービスを導入する

自分では防犯対策ができない場合は、警備会社のセキュリティサービスを導入することをおすすめします。セキュリティサービスを利用すれば、空き巣の侵入や火災の発生などのトラブルが生じた際に、パトロール員が駆けつけて対応してくれるので安心です。

一戸建てに防犯カメラを設置するならホームセキュリティがおすすめ!

一戸建ての防犯対策として警備会社のホームセキュリティを導入するなら、「ファミリーガードアイ+」をおすすめします。不審者の侵入の監視や、身の危険や緊急時の通報、火災・ガス漏れの監視など、住まいの安全・安心をCSPが見守ります。

24時間365日「警備のプロ」が見守っており、異常発生時にはCSP指令センターに自動通報され、パトロール員がご自宅まで駆けつけるので安心です。

まとめ

一戸建ての防犯対策には、防犯カメラの設置をおすすめします。簡易セルフ・セキュリティ・サービスのCSPの「ライトセキュリティ」は、24時間365日監視し、侵入などの異変をリアルタイムで通知します。

「駆けつけオプション」もご用意しておりますので、ご利用の目的や得たい効果に合わせてお選びいただけます。

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