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長期留守時の注意点とは?防犯・安全面でやるべき対策

公開日:2024年7月26日

長期留守時の注意点とは?防犯・安全面でやるべき対策

一人暮らしの方が会社から海外出張や一時的な転勤を命じられた場合、「今の住まいをどうするか」という問題にぶつかります。防犯対策はもちろん、ライフラインサービスの停止手続きや衛生面の対策、通信サービスの変更・解約手続きなど、やるべきことはたくさんあります。安心して家を離れるためにも、必要な対策と手続きを事前に知っておきましょう。

今回は、一人暮らしの方が長期留守時に必要となる対策や手続きについてご紹介します。

長期留守にする際に欠かせない「防犯対策」

長期留守時に欠かせないのが防犯対策です。不在が長引く状態はそれだけ空き巣に目をつけられやすくなります。以下の有効な対策を立てて住まいのセキュリティを高めましょう。

カーテン、シャッターを閉める

まずは空き巣に長期不在の事実を悟られない対策が必要です。カーテンを開けたままにしていると人の気配や生活の様子がないことがわかってしまうかもしれません。屋内の様子を簡単に探られないようカーテンは完全に閉めておきましょう。

雨戸やシャッターがあれば、こちらも閉めた状態にするのが得策です。「シャッターを閉じたままにしておくほうが逆に怪しまれるのでは?」と思われるかもしれませんが、それを差し引いてもシャッターによって侵入を防げるメリットのほうが大きいでしょう。

郵便局に不在届を提出する

郵便局に不在届を提出しておけば、ポストに郵便物が溜ることもなく、不在を悟られる心配もありません。

不在届は最寄りの郵便局に提出します。荷物を預かってもらえる期間は最長30日です。期間終了後は忘れず郵便物を受け取るための手続きを行ってください。

新聞販売店に取り置きをお願いする

新聞の購読契約をしている場合は、新聞販売店に配達の一時停止を依頼しましょう。不在期間中の新聞はまとめて取り置き、期間終了後に配達してもらえます。

定期で届く商品や、期間中に配送される宅配物などがあれば、配送のストップをお願いし、不在中に届くことがないようにしましょう。

固定電話の着信を転送設定にする

固定電話を契約している場合は、着信が携帯電話・スマートフォンへ転送されるよう設定の変更をおすすめします。留守番電話の設定だと長期不在が明らかになる恐れがあります。

留守電設定にする場合でも、長期不在がわからないような工夫が大切です。「ただいま電話に出ることができません」といった内容であれば不在であることがはっきりしません。このように留守電のメッセージ内容には配慮しましょう。

不在がわかるSNS投稿は控える

出張先や空港でのSNSへの写真投稿には注意が必要です。その情報から長期留守にしている事実が知られてしまう恐れがあります。SNSは誰が見ているかわかりませんので、長期留守を知られるような写真の投稿や書き込みは控えましょう。投稿したい場合は、公開範囲を限定しておくと、家族や親しい友人のみ閲覧できるようになります。

マイカーを安全な場所に保管する

長期不在時に車を置いたままにする場合、車両の盗難や車上荒らしといった被害に遭う可能性があります。防犯カメラやタイヤロックなどの防犯アイテムを活用する手もありますが、不在が数ヶ月におよぶ場合は車両保管サービスの利用もよいでしょう。このサービスを利用することで、犯罪を防げるほか、不在時に劣化が進みやすいタイヤやエンジンの状態を安全に保つことができます。

補助錠をつける

いくら気を付けていても長期留守を知られる可能性があるため、万が一空き巣に狙われることも想定した防犯対策が必要です。セキュリティの弱い窓やドアには補助錠を取り付けて防犯性能を高めましょう。

貴重品を安全な場所に保管する

万が一空き巣に入られた場合の対策も大切です。現金や通帳、印鑑、家や車両の鍵などの貴重品類は、見つかりにくい安全な場所に保管しましょう。家庭用金庫に保管する場合は、床に固定できるベースボードを設置すると持ち去り防止になって安心です。

事故防止のための安全対策もしっかりと

長期留守時では以下のような事故防止につながる安全対策も必要です。

電気・ガス・水道を停止する

不在が数ヶ月以上の長期におよぶ場合は、電気・ガス・水道のライフラインサービスを停止にするのが賢明です。無駄に基本料金を支払う必要もなく、万が一の事故防止対策にもなります。

一時停止や解約に至らない場合は、以下のような事故防止対策があると安心です。

■電気

ブレーカーを落とし、差込プラグはできるだけコンセントから抜いた状態にしておきましょう。待機電力が発生せず電気代の節約につながります。

■ガス

不在時のガス事故防止のためにも元栓は必ず閉めましょう。期間が短い場合でもガスの元栓は閉めるのが鉄則です。1ヶ月以上留守が続くような場合は、ガス会社に連絡して一時的に停止してもらうことをおすすめします。

■水道

水道の元栓も閉めた状態にするのが望ましいです。万が一水漏れが発生した場合、水道料金が高額となり、不在が長期におよぶほど負担は大きくなります。もしくは、不在期間中の停止や解約など状況に合わせた対応を検討してください。

コンセントを掃除してホコリを取り除く

コンセントのすべてを抜いた状態にするのは難しいかもしれません。長期間プラグが差し込まれたままのコンセントにホコリが溜まると「トラッキング現象」による火災が発生しやすくなります。長期留守にする前に、コンセント周りのホコリを取り除いて安全な状態にしておきましょう。

コンセントの掃除は以下の手順で行ってください。

  1. ブレーカーを落とす
  2. ハンディモップでホコリを払う
  3. 乾いたタオルでふき取る

感電の恐れがあるため念のためブレーカーを落としてから掃除をすると安全です。最後の仕上げで汚れをふき取る際も、安全のため乾いたぞうきんやタオルで乾拭きにします。濡れ雑巾を使う場合は固く絞って水気を完全に切るようにしてください。

食品・衛生面のチェックも忘れずに

保存中の食品や冷蔵庫の確認など衛生面のチェックも怠れません。不在中に不潔にならないようゴミは捨てて水回りも清掃しておきましょう。

冷蔵庫の中身を確認し、適宜処分する

冷蔵庫の中を確認し、不在中に期限切れになりそうなものがないかチェックしましょう。該当するものがあれば処分するほうが適切かもしれません。

冷凍庫に保存している食品や食材も、できれば出発前に使い切るようにし、何もない状態にしておくのが望ましいです。

ゴミは完全に捨てておく

家の中のゴミはもれなく捨ててから出発するようにしましょう。食材や生ものが入っていた容器を残したままにするとカビが繁殖し、悪臭や害虫が発生する原因になります。このような状態は極めて不衛生で、隣人にも迷惑をかける可能性があります。

水回りを清掃しておく

とくに重要なのはカビや異臭が発生しやすい水回りの清掃です。シンクや浴槽の排水口などは重点的に掃除をして清潔な状態にしておきましょう。不在期間が夏場にあたる場合はとくに注意です。

必要に応じて通信サービスの手続きや大家への連絡も

場合によっては通信サービスの手続きが必要な方もいるでしょう。ここでは長期不在時に検討したい通信サービスの解約手続きとそのポイントについて解説します。また、管理会社や身近な人など連絡したほうがよい相手についてもご紹介します。

通信サービス利用停止や解約のポイント

インターネット

インターネットに休止プランはほとんどないのが現状です。滞在先がインターネット使い放題のマンスリーマンションや、インターネット環境が整っているホテルであれば、解約を検討してもよいでしょう。ただ帰宅後にすぐインターネットを使用できない不便さは残ります。これを機会にモバイル回線へ切り替えるなど対応策を検討してください。

固定電話

固定電話をお持ちの方が留守番電話や転送サービスを使わない場合、電話回線の利用を停止するという選択肢があります。それには「休止」「一時中断」「解約」の3つの方法があり、都合に合わせて選ぶことが可能です。

「休止」の場合、再開時に電話番号の変更手続きが必要です。「一時中断」を選ぶと、再開後も同じ電話番号を使用できますが不在中も料金が発生することになります。どちらを選ぶにしても再開時に工事が必要で工事費の発生は避けられません。コスト面を考えれば休止のほうにメリットがありますが、同じ番号を継続して使用したい場合は一時中断を選ぶとよいでしょう。

有料放送

有料放送サービスにも休止プランというものは基本的にありません。出張先や転勤先で利用する機会がないとわかっていれば、解約するのがよいでしょう。解約しても帰宅後に再加入すれば再び視聴できるようになります。

スマートフォンやタブレットで試聴できる有料放送なら無理に解約する必要はないでしょう。ただ利用できるデバイスについての確認は忘れないでください。

長期不在を連絡すべき相手

管理会社

賃貸マンションにお住まいの方が長期不在になる場合、管理会社に連絡しておくほうが安心です。物件によっては大家さんとなることもあります。管理会社や大家さんのほうでも不在であることを把握しておくほうが、不在時にトラブルが起きたときすぐに連絡がもらえますし、スムーズに対応してもらえます。

郵便ポストにチラシが投函されないようお願いできるかもしれません。帰宅する時期はもちろん、期間が延びた場合も忘れず連絡を入れるようにしましょう。

家族や知人友人など身近な相手

近くに住む家族や知人、友人にも長期不在を連絡し、家に変わったことがないか折を見て様子を見てもらうようにしましょう。これには防犯上の大きなメリットがあります。住人がいない間もなるべく人の出入りがあるようにすることで空き巣に狙われるリスクを減らせます。

長期留守時の防犯はCSPのファミリーガードアイ+にお任せ

ご紹介した防犯対策や安全対策だけでは不十分に感じる場合は、CSPのホームセキュリティ『ファミリーガードアイ+』をご利用ください。長期留守時でも空き巣に狙われないようにするセキュリティシステムがそろっています。

ファミリーガードアイ+をご自宅に導入すると、CSPの防犯ステッカーが目立つ箇所に貼られ、いざというときパトロール員が駆けつけるサービスの存在をアピールできます。空き巣からすればたとえ不在の家であっても簡単には近づけません。

万が一空き巣に狙われても、窓やドアに設置された防犯センサーが侵入を検知し、自動通報を受けたCSPのパトロール員が現場に駆けつけ、現場の安全確認や警察への通報をすみやかに行います。このような緊急事態の発生はCSPからご自身のスマートフォンなどへ連絡が入るため、何日も放置されて帰宅後に荒らされた状態に気づくといったこともありません。

不在期間が長期化する場合はこのような警備のプロによるセキュリティサービスがあると安心です。住まいの安全・安心のためにもCSPのファミリーガードアイ+をご利用ください。

まとめ

仕事の都合で長期留守にする際は、不在であることを知られないよう防犯対策を重視し、安全面と衛生面の対策も忘れないようにしましょう。住まいのセキュリティを厳重にしたい場合は、ファミリーガードアイ+のCSPにご相談ください。

ホームセキュリティサービス「ファミリーガードアイ+」の詳細ページはこちら↓

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