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高齢者の転倒防止対策。元気な生活を続けるためにできること

公開日:2024年6月28日

高齢者の転倒防止対策。元気な生活を続けるためにできること

高齢者の生活で心配な「転倒事故」。高齢になると筋力や視力、注意力が低下し、ささいなことでも転倒事故につながるケースがあります。高齢者の転倒は、大けがや介護を必要とする状態になる危険性が高くなります。転倒は自宅のどのような場所と状況で起きやすいのか知り、注意が必要な場所には対策をすることで、事故のリスクを減らすことができるでしょう。

今回は、自宅で転倒しやすい場所やタイミング、事故防止対策をご紹介するとともに、実際に事故が起きた際、適切な対応をするための見守りサービスについて解説いたします。

高齢者の転倒の多くは自宅で発生している

高齢者の転倒事故が起きやすいのは、住み慣れているはずの「自宅」です。消費者庁に寄せられた報告によると、その発生件数は屋外や介護施設を上回ります。転倒した方のなかには骨折など大けがをした方も少なくありません。

65歳以上の高齢者の自宅での転倒事故件数

消費者庁によると、平成27年4月から令和2年3月までの期間に医療機関ネットワーク事業を通じて報告のあった高齢者の転倒事故件数は275件です。このうち48%の発生場所が自宅でした。よって、高齢者にとっては住み慣れた場所でこそ、転倒への注意が必要だとわかります。

自宅でとくに転倒事故が発生しやすいのは、浴室・脱衣場(27件)、庭・駐車場(26件)、ベッド・ふとん(23件)、玄関・勝手口(22件)、階段(22件)などの滑りやすく段差のある場所です。濡れた床に足を滑らせたり、段差につまずいたり、何かに引っかかって転倒するケースが多くあります。

出典:10月10日は「転倒予防の日」、高齢者の転倒事故に注意しましょう! | 消費者庁

転倒しただけで骨折、寝たきりになることも

ただの転倒事故でも、高齢者にとっては深刻な状況を招く恐れがあるため、対策が求められます。

高齢者が転倒すると打撲や捻挫などの軽微なもののほか、打ちどころによっては足の骨折や頭蓋骨の損傷など入院が必要となるような重傷を負うケースも多々みられます。高齢者の場合、若者よりも治療や回復に時間がかかることが一般的です。回復しても事故の恐怖が残り、運動を避けるようになって運動能力が低下した結果、また転倒事故を起こすといった悪循環に陥りやすい点にも注意しなければなりません。

転倒による骨折から、介護が必要になったり寝たきりになったりする方もいます。高齢者の転倒事故には、このような危険性があることを本人だけでなく家族の方も認識し、一緒に対策に取り組む姿勢が必要です。

出典:たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?|政府広報オンライン

高齢者が転倒しやすい主な理由

転倒の要因は大きく「高齢者本人の問題」と「生活環境の問題」のふたつに分けられます。高齢者の転倒事故は、このふたつの要因が重なり合って発生するケースも少なくありません。

高齢者にありがちな要因

高齢者にありがちな転倒の要因には、加齢による衰えや病気、薬の影響などが挙げられます。

加齢による身体機能や運動能力の衰え

一般的に高齢者は筋力や視力、聴力などの身体機能が低下していて、バランス感覚や運動速度などの運動機能も落ちています。これら加齢にともなう身体的な変化により、若い頃は可能だったとっさの動作や防御反応が出にくくなるのです。運動習慣がない場合、ますます身体機能や運動機能の低下に拍車をかけます。

病気・薬の影響

病が引き起こす転倒事故もあります。起立性低血圧や貧血などによって、めまいやふらつきが起こった際に転倒しやすくなります。骨が弱くなる骨粗しょう症や変形性脊椎症なども転倒の原因になりやすい症状です。

また、病気を抱える高齢者の多くは薬を飲む習慣があることも見逃せません。薬の種類によっては、服用後に立ちくらみやめまい、ふらつきなどの症状が出て転倒しやすい状態になるため、処方時に医師や薬剤師からの説明をしっかりと聞き、理解しておくことが必要です。

生活環境の問題がもたらす要因

高齢者はちょっとした段差でもつまずくことがあります。転倒のリスクが隠れているような生活環境になっていないか確認しましょう。

段差がある

段差は転倒の主な要因のため、可能な限り解消しましょう。たとえそれがカーペットや布団などわずかな段差であっても高齢者にとっては注意が必要です。

滑りやすい

浴室やフローリングなどの滑りやすい場所も注意が必要です。ビニール袋や座布団など、滑りやすいものを踏んで転倒するケースもあります。

暗い場所

灯りがないと暗くて見えないような場所は、足をとられて転倒することがあります。車庫の奥や物置小屋など屋外にあるうす暗い場所にも注意が必要です。

手すりがない

階段やトイレ、浴室など足をとられやすい場所には手すりがあると比較的安心でしょう。手すりがない状況だととっさに転倒を防ぐことができず、リスクが高まります。

転倒しやすいタイミング

寝起きやいつもと違う健康状態など、とくに転倒に注意するべきタイミングについても押さえておきましょう。

夜中トイレに起きたとき

高齢になると、夜中頻繁にトイレに起きる「夜間頻尿」を抱えやすくなります。目覚めも悪い状態で歩き出すとつまずいて転倒する危険性が増します。

高齢者にとっての夜間頻尿の怖さは症状そのものより転倒リスクにあるといわれます。夜間頻尿が悪化すればそれだけ転倒のリスクがつきまとうため、症状を抑えるためのセルフケアや治療が大切です。

体調がすぐれないとき

高齢者は体調が変わりやすく、気分がすぐれなかったり疲れやすかったりすることが多々あります。めまいや立ちくらみが起こった際は、転倒にも注意が必要です。

入浴のとき

浴室の床面は濡れて滑りやすい状態です。それ以外にも入浴中は脱水症状によるめまいや立ちくらみ、ヒートショックなどによる転倒のリスクもあります。

着替え・靴の着脱時

加齢で平衡感覚が大きく低下すると、片足でしっかり立つことが難しくなります。片足になる瞬間は、ズボンや靴下、靴などの着脱の動作です。こうした動作のために片足で立った瞬間によろけて倒れることがあります。

急いでいるとき

急いだり慌てたりするときは高齢者でなくても転びやすいものです。気持ちに余裕がなくて注意力も散漫となり、段差や障害物の存在に気づきにくくなります。

急に動いたとき

座った状態から急に動き出すと、体が硬直しているため関節も筋肉もスムーズに動かず、転倒してしまうことがあります。電話やインターフォンが鳴って急に立ち上がるときなどはとくに注意しなければなりません。

転倒しやすい場所とそれぞれの対策

先述の通り、高齢者の転倒事故が発生しやすい場所は浴室や玄関、ベッド、廊下・階段、居間などです。ここでは転倒防止となる対策を場所別にご紹介します。

浴室

浴室は自宅内でもっとも滑りやすい場所です。滑りにくいような環境作りや、滑ったときに支えとなるようなアイテムを用意しましょう。

対策には以下のようなものがあります。

  • 手すりをつける
  • 滑り止めのマットを敷く
  • 入口にすのこを置いて段差を解消する
  • 着替え用の椅子を用意する

ベッド

ベッドから起き上がる際に体が思うように動かず、床に滑り落ちることがあります。そのため、滑落・転落を防ぐアイテムや対策が有効です。

  • ベッドを壁側いっぱいに寄せて片側からの転落を防ぐ
  • 「ベッドガード」と呼ばれる転落防止用の柵を設置する
  • 低床のベッドに変えて滑り落ちても衝撃が軽くなるようにする

玄関

玄関は靴の着脱でバランスを崩しやすい場所です。転倒を防止するために以下の対策をとり入れましょう。

  • 手すりをつける
  • 靴の着脱時は座るようにする
  • 靴の着脱専用の椅子を用意する
  • 滑り止め用マットを玄関に敷く
  • 踏み台やスロープを置いて、玄関と居室の高低差をなくす

廊下・階段

廊下や階段が暗かったり滑りやすかったりすると、転倒や転落の危険性が高まります。滑り止めや転落防止対策を重視してください。

  • 手すりをつける
  • 廊下や階段に物を置かないようにする
  • 滑りやすい靴下やスリッパの使用は避ける
  • 階段用の滑り止めマットを敷く
  • 廊下や階段に足元を明るくする「足元ライト」を設置する

居間

居間の床は電化製品のコードが無雑作に置いてあったり、座布団や新聞紙のような、つまずきやすく滑りやすいものを置きがちです。歩行の障害となる物はなるべく置かないようにする対策を意識してください。

  • 配線コードは壁に寄せるか奥にまとめるかして歩行の妨げにならないようにする
  • カーペットの下に滑り止めを敷く
  • 床に物を置かない
  • 段差がある場合は入口のところに手すりをつける

高齢者の転倒対策にCSPの見守りハピネス

自宅でできる転倒防止対策をご紹介しましたが、対策をしていても事故の発生を防げないことがあります。ご自宅によっては手すりやスロープの設置が難しいケースもあるでしょう。また、離れて暮らす親の安全対策はどうすればよいかわからず悩む方もいるかもしれません。

上記でご紹介した対策では不十分に感じる場合や離れて暮らす親の安全対策を検討する場合は、警備会社の見守りサービスの利用をご検討ください。転倒事故が起きても早期に発見して駆けつけるサービスがあります。

高齢者の転倒対策として見守りサービスを活用するメリット

警備会社の見守りサービスでは、センサーやカメラなどのセキュリティ機器を自宅内に設置して24時間365日対象者の生活を見守ります。設置されるセキュリティ機器はほかにも、ボタンを押すだけでつながる緊急通報ボタンや会話が可能なコントローラーがあり、転倒事故が発生して駆けつけて欲しいときに使えます。

高齢者の生活では、急な体調不良や転倒・転落、火災・ガス漏れのトラブル、空き巣の侵入など、何かと不安が尽きません。警備会社の見守りサービスを利用することで、高齢者の生活にありがちな不安やリスクを可能な限り排除できるようになります。異常事態や緊急事態を早期に把握して迅速な解決につなげる見守りサービスは、高齢の親の一人暮らしなど不安要素の高いケースほどおすすめです。

転倒対策にCSPの見守りハピネスをご利用ください

転倒対策としての見守りなら、CSPにお任せください。CSPの見守りハピネスはシニアの方の生活を24時間見守るためのサービスです。ボタンを押すだけでCSPのスタッフとつながって会話ができる緊急通報ボタンと見守りコントローラー、生活反応を検知できるセンサーをご自宅に設置し、万が一事故が発生した場合にはパトロール員が駆けつけ迅速に対応します。

転倒対策以外にも、急な体調不良や火災・ガス漏れ、空き巣の侵入への備えとしてもご利用いただけます。見守りハピネスについてわからないことがありましたら遠慮なくCSPまでご相談ください。

まとめ

高齢者は一般的に筋力や視力、バランス感覚が加齢によって低下するようになり、床とカーペットの小さな段差や、片足で靴下を履くときなどほんの些細なことが原因で転倒事故が起きてしまいます。滑ったりつまずいたりしやすい場所には手すりを設けるなどの対策を立てて高齢者の身の安全を守りましょう。

「滑り止めマットや手すりなどの対策だけでは不安」「遠くで暮らす親の安全対策が欲しい」といった悩みや要望に対しては、警備会社の見守りサービスの活用がおすすめです。転倒事故が起きても迅速に事態を把握し駆けつけるシステムを用意して高齢者の安全を守ります。CSPでも見守りサービスのご相談を受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。

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