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小さい子供の一人での留守番には不安がつきものです。もし空き巣に侵入された場合の被害を考えると、子供を守るための防犯対策は怠れません。もしもの場合に備えて防犯グッズやセキュリティアイテムを準備し、侵入リスクを可能な限り減らしましょう。
子供一人の留守番には犯罪被害のほかにも、転倒・転落などの事故の懸念、火器や家電製品の取り扱い上の不安など、さまざまなリスクや不安があります。今回は、そのような不安を少しでも払拭するのに役立つ防犯情報や安全対策に関する情報をお届けします。
空き巣の被害やトラブルに遭った経験がないと、それが当たり前となり、知らず知らずのうちに備えや防犯への意識が薄れてしまっているかもしれません。
しかし、空き巣の侵入被害は誰が当事者になってもおかしくないものです。
以下のような不安要素がないか確認し、防犯対策の参考にしてください。
留守中にもっとも警戒しなければならないのが、空き巣の侵入です。
警察庁の防犯サイト『住まいる防犯110番』によると、令和4年(2022年)における侵入窃盗の認知件数は3万6,588件で、うち1万5,692件は住宅を対象とする被害です。これは1日あたり約43軒の一般家庭が侵入窃盗の被害に遭っていることを意味します。
侵入窃盗にも、忍び込みや居空き、事務所荒らしや出店荒らしなどさまざまな手口がありますが、なかでももっとも多いのが留守宅を狙う「空き巣」です。同じく令和4年統計によると侵入窃盗全体の29.0%が空き巣によるものでした。
出典:住まいる防犯110番
空き巣の被害に遭いやすい家には以下のような特徴があります。
空き巣は「入りやすく逃げやすい家」をターゲットとし、侵入を試みます。防犯上の問題点がある場合は、有効な防犯アイテムをそろえるなど対策を立てましょう。
子供が一人で留守番する場合、保護者としては犯罪被害のリスクが最大の懸念点といえるでしょう。
家に子供しかいない状況となれば、空き巣も恐れずに入ってくる可能性が考えられます。なかには、子供が留守番していることに気付かずにドアや窓から侵入するケースもあるでしょう。その際に注意すべきなのは、空き巣と鉢合わせするリスクです。相手が動揺して子供にどのような危害を加えてくるかわかりません。このような二次被害に遭わないための対策も考える必要があります。
そのほか、子供の留守番において気を付けるべきこととして、火のトラブルや転倒・転落事故などが挙げられます。子供が扱うには危険が多い道具や器具類はなるべく遠ざけるなどの対策が必要です。
ご家庭によっては、ペットを残した状態で家を空けることに不安を感じることも多いでしょう。
ペットに長時間留守番させる際の注意点としてまず挙げられるのが「いたずら」です。「クッションを破る」「家具に爪を立てて傷を入れる」「障子を破る」「ゴミ箱をひっくり返す」「糞尿をまき散らして床を汚す」といった事例があります。
いたずら程度と侮ってはいけません。犬猫がガスコンロやIH調理器にじゃれるうちにスイッチを入れ火災事故に発展したケースもあるのです。ペットが触れても簡単にはスイッチが入らないような対策が必要です。
出典:身近な動物が思わぬ火災事故を引き起こします~ペットだけでなく、ネズミやゴキブリなどにも気を付けて~
子供に長時間留守を任せる機会の多いご家庭では、空き巣に入られないためのセキュリティ対策が不可欠です。子供や住まい、財産を守るためにも有効な防犯対策を立てましょう。
ここでは、空き巣の侵入を防ぐのに効果のあるセキュリティ対策をご紹介します。
最初に紹介するのが、「補助錠」です。侵入口になりそうな玄関や窓に第二の鍵を設けることで出入口のセキュリティが強化され、侵入リスクを減らせます。
とくに、玄関の鍵がディスクシリンダー錠などピッキングに弱い旧式の鍵の場合は、防犯性能を高める目的で補助錠の取り付けをおすすめします。
この際に重要なのは、防犯性能の高いタイプの鍵を選ぶことです。具体的には、ピッキングに強いディンプルキーやウェーブキーが挙げられます。スマートフォンと専用アプリで施解錠するスマートロックなども補助錠の候補に挙げてよいでしょう。
マンション・アパートなどの集合住宅にお住まいの場合は、ドアに取り付けるだけの工事不要な「内付け補助錠」もしくは「外付け補助錠」がおすすめです。とくに外付け補助錠は空き巣に防犯性能の高さをアピールできるため、犯罪抑止効果が期待できます。
窓は玄関以上に侵入口として利用されるリスクが高い出入口です。とくに狙われやすそうな箇所にポイントを絞り、補助錠を取り付けて対策しましょう。
窓用の補助錠も、簡単に取り付けるだけの工事不要なタイプをホームセンターやインターネット通販などから手軽に購入できます。防犯性能の高い補助錠をお探しなら、専用キーで施解錠するタイプがおすすめです。
防犯カメラの設置も空き巣の侵入抑止に有効なセキュリティ対策です。顔を見られたくない空き巣としては、表門や玄関に防犯カメラがある家は極めて不都合です。犯罪を未然に防ぎ、留守番中の子供を守る頼もしいアイテムになってくれるでしょう。
防犯カメラと一口にいっても、性能や録画方法、耐久性など商品によってさまざまです。昨今は外出先からオンラインで録画内容や設定の確認・変更ができる遠隔操作が可能な防犯カメラもあります。このタイプであれば、外出先でもスマートフォンやタブレットなどから防犯カメラを通して家の状況や子供の様子を確認することができます。
空き巣に狙われやすい窓には補助錠を取り付けるほか、「防犯ガラス」「防犯フィルム」「威嚇ブザー」など窓専用の防犯アイテムを活用してセキュリティを強化する方法があります。
防犯ガラスは別名「合わせガラス」ともいいます。2枚合わせのガラスの間に特殊な樹脂膜を挿入するという、耐貫通性能を高めた構造です。一般的な窓ガラスより強度が高く割れにくいため、空き巣の侵入抑止に高い効果を期待できます。
先述の防犯ガラスですが、ご家庭によってはガラスの交換工事が難しいこともあるでしょう。その代替案としては「防犯フィルムの貼り付け」があります。このアイテムであれば大掛かりな工事は必要なく、フィルムを貼付するだけで窓ガラスの防犯性能を向上させることができます。
防犯フィルムにもガラス破壊防止や破片の飛散を防ぐ効果があり、そのレベルは防犯ガラスにひけをとりません。空き巣や不審者から子供を守ってくれます。
住居に接近した不審者を大音量で威嚇する威嚇ブザーも、侵入抑止に効果を発揮するアイテムです。窓の開閉や衝撃を検知してブザーを鳴らす仕組みで、侵入者を怯ませたり、周囲に異変を知らせたりする効果があります。死角になった窓やセキュリティの低い窓に威嚇ブザーを取り付けて家族と財産を守りましょう。
「音」で空き巣を怯ませるアイテムといえば、防犯砂利です。砂利のサイズは通常のものより大きく、足音は避けられません。静かに近づきたい空き巣にとっては容易に足を踏み入れることができず、侵入抑止効果は高まるでしょう。
センサーライトは「光」で空き巣などの不審者を威嚇するセキュリティアイテムです。熱や温度、動きを検知して自動点灯する機能を備えます。明るい場所を嫌い、自分の姿が目立つ状況を避けたい空き巣犯にとっては都合が悪く、犯行を諦める可能性が高くなります。
空き巣の侵入を防ぐ防犯対策に加え、子供やペットの様子を見守るサービスや対策があるとなお安全で安心です。ここでは、屋内の状況を外出先からでも確認できるサービスや、子供の位置情報を把握する方法などをご紹介します。
留守番中の子供やペットの様子を把握する方法として、見守りカメラ・センサーの活用があります。
これは、留守中の子供やペットの見守りと異常時の対応をお任せできるサービスです。見守りカメラ・センサーを屋内に設置することで、セキュリティ会社による24時間の見守りが可能となります。
異常やトラブルの発生時には保護者のスマートフォンに連絡が入るとともに、パトロール員が現場に駆けつけ必要な対処にあたります。
見守りGPSは、子供の安全対策・防犯対策に活用されるアイテムです。専用のGPS端末を持つ子供の位置情報を、ほぼリアルタイムで把握が可能となります。
留守の時間が長時間にわたる場合は子供が外へ遊びに出かけることもあるでしょう。専用のGPS端末があれば子供の外出や帰宅の情報も外出先から把握できるため安心です。
ご家庭内で「留守番ルール」をつくっておくことも、子供を犯罪トラブルから守る手段のひとつです。以下のようなルールが子供の身の安全を守ることにつながります。
ルールの意味や目的をきちんと説明し、守るよう徹底させましょう。
最後に、空き巣対策と留守番中の子供の見守りに活用できる「CSPライトセキュリティ」をご紹介します。
CSPライトセキュリティはAI技術を使用した簡易型のセルフセキュリティサービスです。ご自宅のWi-Fi電波の仕組みを利用して人や物の動きを検知し、その情報はアプリを通して利用者にお知らせします。子供の留守中にご自宅で異変が起きた場合、外出中や勤務先からでも事態の速やかな把握が可能になるのです。また、CSPのセキュリティステッカーを貼ることができ、空き巣の侵入を抑止する効果も期待できます。
家に誰もいない留守状態のときは、「外出モード」の設定がおすすめです。屋内で動きがあった場合、利用者のスマートフォンに通知されます。
家に子供しかいない場合や、ペットを残して留守にする場合は、「見守りモード」の設定がおすすめです。いつもと違う動きが確認された場合、利用者のスマートフォンに通知されます。
CSPライトセキュリティのセンサー感度は10段階あり、屋内の状況や利用目的に合わせてアプリで調整が可能です。ペットの動きを検知したくない場合にこの調整機能をお使いください(大型犬などの場合は人による電波の変化と区別できない場合があります)。
緊急事態の把握や通知だけでなく、現地確認までお任せしたい場合は、「駆けつけオプション」をご利用ください。異常の通知を確認した利用者が、CSPのパトロール員に駆けつけてもらうよう、連絡することが可能なサービスです。
現場に駆けつけたパトロール員は外周点検など可能な範囲で状況を確認し、結果を利用者にお知らせします。
大人がいない状況での子供の留守番には不安がつきものです。万が一空き巣の被害に遭遇した場合、取り返しのつかない事態も想定されるため、補助錠や防犯カメラ、防犯ガラスなどのセキュリティアイテムを活用し、もしものときに備えましょう。家の様子を24時間カメラ・センサーで確認する見守りサービスも有効で、外出先から子供の様子を把握したい場合に適しています。
空き巣対策と留守中の子供の見守りを兼ねる対策なら、CSPライトセキュリティの利用をご検討ください。ご自宅のWi-Fi電波が子供の様子を見守り、異変が起きた場合には迅速な把握が可能になります。
CSPライトセキュリティのお申し込み、お問い合わせはCSPオンラインショップからどうぞ!↓
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