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家庭内事故とは|乳幼児や高齢者の事故防止対策

公開日:2024年3月 8日

家庭内事故とは|乳幼児や高齢者の事故防止対策

安全な場所のはずの自宅であっても、命に関わるような大きな事故が発生することもあります。そんな家庭内事故を防止するための対策は、乳幼児や小さな子供、高齢者のいるご家庭ほど重要です。

この記事では、家庭内事故とはどのようなものか、具体的な事例や防止につながる有効な対策について説明しています。家庭内事故の注意が必要な方はぜひ参考にしてください。

家庭内事故とは

家庭内事故とは、文字通り家庭内で発生する事故のことです。つまずいての転倒や階段からの転落、食事中の誤飲が原因の窒息、誤嚥、ヒートショックなど、突発的に起こる予測不能な事故であるケースが少なくありません。屋根やハシゴなど高い場所からの転落事故も含まれます。

家庭内事故の当事者となりやすいのは、大人の見守りが必要な乳幼児や、注意力や体力、身体機能が衰える傾向にある高齢者などです。死亡者を出すような大きな事故に発展するケースも多いため、乳幼児や未就学の小さな子供、高齢者がいるようなご家庭では事故防止の対策が欠かせません。

政府統計の「人口動態調査」によると、令和3年(2021年)における家庭内事故の死亡者数は13,352人。うち65歳以上の死亡者数は11,723人と全体の約88%を占めています。同年の交通事故死亡者数が2,626人だったことを考えると、家庭内事故のリスクや起こる状況、被害の大きさや影響は軽視できません。

参考:家庭における主な不慮の事故による死因(三桁基本分類)別にみた年齢(特定階級)別死亡数及び百分率

参考:令和3年 全国市区町村別交通事故死者数

家庭内事故の事例

実際に起こった家庭内事故にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的な事例を見ていきましょう。なお、死亡者数の数字は令和3年度の人口動態統計を参考にしています。

参考:家庭における主な不慮の事故による死因(三桁基本分類)別にみた年齢(特定階級)別死亡数及び百分率

転倒・転落・墜落事故

家庭内で発生する事故の多くが、転倒や転落、墜落事故です。令和3年の家庭内事故死亡者の統計をみると、4,000人以上の方がこの種の事故で亡くなっていることがわかります。

階段から滑り落ちたり、何かにつまずいて転倒したりする事故が目立ちます。高齢者が物をとろうと足をかけた椅子から転落したり、2歳児が1.5mのテーブルから転落したりといった事故なども発生しています。低い場所からの転落でも、打ちどころが悪ければ捻挫や骨折、脳挫傷などの大けが、最悪の場合は死亡につながるため注意が必要です。

溺水事故

浴槽やプール、意外なものでは洗濯機内での溺水・溺死事故も多く発生しています。令和3年の溺死・溺水事故の死亡者数は10,000人近くに上り、転落・転倒・墜落の死亡者数より多いほどで、警戒を怠れません。

特に心臓などに持病を抱える高齢者や障がいを持つ方は、入浴中の溺水・溺死事故に要注意です。入浴中に意識不明や昏睡などが起こると大きな事故につながるケースもあるのです。

乳幼児や小さな子供が洗濯機に誤って転落し、溺死した事例も報告されています。持病を抱える高齢者や乳幼児は何でもない状況からでも死亡事故につながる危険性があることに注意を払う必要があります。

窒息・誤飲・誤嚥事故

乳幼児に多いのが、口にしてはいけない物を飲み込んで窒息する誤飲事故です。過去には消しゴムや醤油さし、シャープペンシルのキャップを飲み込み窒息する事故が発生しています。

固く口の中で溶けにくいせんべいや喉につまりやすいゼリーなどの食べ物で窒息する事故も珍しくありません。歯と顎の発達が不十分で噛む力の弱い乳幼児に対しては、小さく食べやすい状態にして口に含ませるなどの対策が必要です。

窒息につながるのは食べ物ばかりと限りません。ブラインドの紐が乳児の首に絡まったり、就寝中の4歳児が布団を顔にかけて窒息寸前になったりした事故も起きています。

食べ物が誤って食道ではなく気管に入り、気道を閉塞させる誤嚥事故は、呼吸器に問題を抱える高齢者によくみられる家庭内事故です。令和3年には3,000人以上の方が誤嚥事故で亡くなり、うち2,700人以上は65歳以上の高齢者が占めています。

火傷・熱傷事故

火傷や熱傷事故は、調理場や電気ストーブの近く、こたつの中、浴槽などさまざまな場所で起こり得ます。これらは乳幼児に多い家庭内事故ですが、調理中の火傷事故などはどの年齢層に起きてもおかしくありません。

湯たんぽを抱いたまま眠りについて高齢者が低温やけどをする家庭内事故も起きています。火器や電化製品の扱いを誤る不注意から起こる怖さがあり、使用に慣れている製品でも特徴やリスクを踏まえたうえで扱いに注意する必要があるでしょう。

ヒートショック

ヒートショックは浴室で多発する家庭内事故です。高血圧や心臓病を患う高齢者に多く、発症すると死に至るケースも珍しくありません。

ヒートショックとは血圧の急な変動を招くような寒暖差の激しい場所で起こる突発的な症状のことです。冬季では、脱衣場と浴室の寒暖差が大きいため、場所を移動するだけで血管の収縮により血圧の乱高下を招きます。血圧の変動により心臓に過度な負担がかかり、心臓発作が起こるのです。心臓の弱い高齢者ほど注意しなければなりません。

また、近年「ととのう」ことで注目されているサウナも、高温の室内から水風呂に入ることで急激な温度変化が発生し、ヒートショックによって失神したり心筋梗塞や脳卒中といった事故も起こり得ます。

出典:冬のお風呂・サウナが危険!死亡事故につながるヒートショックとは? | NHK健康チャンネル

火災・ガス漏れ

火の不始末やガス器具の取り扱いミスによる火災ガス漏れ事故にも要注意です。一歩間違えると死亡事故につながるだけでなく、隣家にも危害をもたらします。

寝たばこやライター、石油ストーブなど火器の不始末、調理中の着衣着火を原因とする火災事故が発生しています。火遊びや花火など子供の遊びが原因で火災事故に発展した事例もあり、火災につながるリスクの高い道具は子供の手が届かない場所に置くなどの対策が重要です。

ガス漏れは、ガス器具の損傷や元栓の不具合から発生することがあります。一酸化中毒や、漏れたガスから引火すれば重大事故に発展する危険性があります。

熱中症

熱中症は屋外だけで起こるとは限りません。自宅にいながら熱中症にかかり、命が失われる不幸な事故も多数起きています。

真夏に無理をして冷房をつけずに過ごすと、体温が急上昇して熱中症にかかるリスクを高めます。冷房をつけようとして暖房のスイッチを押してしまい熱中症になるなど、エアコンの操作ミスといった不注意からの事故も起きています。

熱中症は、必ずしも高温高湿の環境を原因として起こるケースばかりではありません。脱水症状を起こして熱中症になる事例も報告されています。入浴後や睡眠中の寝汗から脱水症状になり、熱中症と診断されることもあるため、汗をかき過ぎないように体温調整のできる室内着を着用したり、こまめに水分補給したりするなどの対策が求められます。

家庭内事故防止に有効な対策

転倒や転落、誤飲、火傷などの家庭内事故を防ぐには、細かいところに気を配ってリスクを排除する対策が必要です。

ここでは、家庭内事故の防止に有効な対策について紹介します。

転倒・転落防止に「履物の工夫/手すりや照明の設置」

自宅の屋内外で起きやすいのは、転倒・転落事故です。初歩的な対策として、「転びやすい履物をはかない」「つまずきそうな物を床に置かない」などがあります。

たとえばフローリングなど滑りやすい床の上ではスリッパを履くようにして転倒防止とします。靴下だけだと滑りやすく、実際に転倒事故も起きているので注意してください。

床の上に物を置くとつまずきやすくなるため、なるべく何も置かないようにしましょう。電化製品のコードに足を引っかけて転倒する事故も起きているため、コードにカバーをかぶせたり、長すぎるコードは軽く束ねて壁際に寄せたりして、なるべく床の上を這わせないようにします。

工事や設備が必要になりますが、手すりや照明の活用も転倒・転落防止となります。手すり設置に望ましいのは、階段やトイレ、浴室など、高齢者の転倒事故が多発している箇所です。手すりがあるとリスクのあるところでも常に片手を添えながら移動できるため安心です。小さな段差がある床や薄暗くて見えにくい箇所には足元灯を設置すると危険を回避しやすくなります。

窒息・誤飲防止に「食べ物を小さくカットする」

食事中に起こる窒息や誤飲、誤嚥事故を防ぐためにも、リスクの高い乳幼児や高齢者に対しては食べ物を小さくカットしましょう。

少ない咀嚼数でも十分に飲み込めるくらい小さくカットすることで、咀嚼力の弱い高齢者や乳幼児でも飲み込みやすくなります。高齢者に対してはご自身で一口サイズにかみ切れるよう、食材に切り込みを入れておくのもおすすめです。

小さくカットした物でも不安なら、流動食にする方法もあります。果物ジュースや野菜ジュースなど噛まなくても飲み込めるような摂取方法にすれば、窒息や誤飲の恐れもなく食べ物を楽しめて必要な栄養素も補給できるでしょう。

口に入りそうな物は子供から遠ざける

乳幼児に対しては、口に入りそうな物を近くに置かない対策が必要です。子供の目線より高い場所がその目安となります。

この対策は認知症の不安がある高齢者にも有効です。口に入る小さな物は目に入らない、あるいは手に届かない場所に保管するようにしましょう。口頭で注意するよりも確かな事故予防策となります。

ヒートショック予防に「浴室暖房」

心臓病や高血圧などのリスクを抱える高齢者に対しては、風呂場の寒暖差で起こるヒートショック対策が不可欠です。もっとも有効なのは、暖房器具を浴室に取り付け、脱衣所との寒暖差をなくす対策です。浴室暖房の設置が困難であれば、入浴前に浴槽の蓋を外して浴室を温めるような工夫を心がけましょう。脱衣場と浴室の寒暖差をなくすような対策なら何でも構いません。

火災防止対策

火の不始末による火災を防止するには、それぞれのシチュエーションに応じた対策が必要です。具体的には以下のような対策がおすすめです。

  • 電気ケトルの活用
  • 自動消火/過熱防止機能のあるガスコンロの導入
  • IH調理器への切り替え
  • 着火したらタイマーをかける
  • 調理の際は袖の長い衣服の着用は控える
  • 寝室の灰皿には水を入れておく

家庭内事故防止にCSPのファミリーガードアイ+

「万が一家庭内で事故が起きた場合の対策が欲しい」このような要望にお応えできるのが、CSPの『ファミリーガードアイ+』です。本サービスには居室内での転倒や転落など事故が起きた際に緊急連絡できる緊急ボタン、火災・ガス漏れを自動で検知して通報する緊急通報システムがあります。いずれも緊急時にはパトロール員が現場に駆けつけて対応をお願いできるサービスです。

事故発生時に異常を知らせる緊急連絡ボタン

ファミリーガードアイ+を導入すると、ワイヤレス非常/緊急ボタンが設置されます。在宅中、急に具合が悪くなったときや転倒などでケガをしたときにボタンを押すとCSPにつながり、緊急事態が発生して対処が必要である旨を通報することができ、現場に駆けつけたパトロール員が応急処置や110番・119番通報など必要な措置をいたします。

火災・ガス漏れを検知するセンサー

大きな事故につながる火災・ガス漏れに対しては、火災・ガス漏れを検知する専用のセンサーを設置することで、もしものときに備えます。センサーの設置により屋内は24時間見守り状態となるため、万が一火災やガス漏れが発生しても迅速な対応が可能です。異常を検知すると自動通報され、パトロール員が駆けつけて室内の安全確認、110番・119番通報、ガスの閉栓など必要な対応にあたります。外出中ですぐに帰宅できない状況でも住まいの安全確認と対応をお願いできる点は安心です。

まとめ

家庭内事故の事例と具体的な予防策についてご紹介しました。家庭内事故が原因で亡くなられる方は多く、政府の統計でも交通事故死者数を大きく上回ります。転倒や転落、窒息、誤飲誤嚥、ヒートショック、入浴中の溺水、調理器具や暖房器具が原因の火傷・熱傷、熱中症などさまざまなケースがあります。それぞれの原因に見合う対策を立てて事故を未然に防ぎましょう。

万が一事故が起きた場合への備えも大切です。CSPのホームセキュリティ『ファミリーガードアイ+』は、家庭内事故の対策としてもお使いいただけます。非常/緊急連絡ボタンや火災・ガス漏れ検知センサーが設置されることで、緊急事態のすみやかな把握が可能です。現場にパトロール員が駆けつけて消防車や救急車の手配をお任せできる点も大きなメリットです。

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