環境課題への取り組み
環境課題への取り組み
当社技術部門は、環境課題を経営の重要テーマと位置づけ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
この理念を具体的な行動に落とし込むため、当社ではCSP調達方針(2022年10月制定)を基盤に、責任ある調達活動を推進しています。
法令・社会規範の遵守はもちろん、環境・人権へ配慮した調達を進め、取引先との信頼関係を深めながら、サプライチェーン全体での環境負荷低減を目指します。
また、調達方針の実践を支える取り組みとして、グリーン調達の推進、廃棄物の削減、素材の再利用(マテリアル化)に取り組み、GHG(温室効果ガス)排出量削減と資源循環の促進を図っています。
加えて、CO₂削減を考慮した調達・物流の最適化にも取り組み、取引先との協働を通じてサプライチェーン全体での排出削減を目指しています。
当社は、警備システムによる安全・安心の提供と、地球環境に優しいサステナブルな社会の両立を目指し、環境課題への取り組みを継続的に強化してまいります。そして、警備業の枠を超え、未来のために社会全体の持続可能性に貢献する企業として、次世代に誇れる価値を創出し続けます。
常務執行役員
技術本部長
原田 茂雄​
HEV/BEVなど低燃費車両導入の推進
当社グループでは、2030年度にScope1及びScope2のCO₂排出量を2020年度比50%削減を目標に掲げ、施策の一環で当社では警備業務で使用する車両の低燃費化を進めております。
警備業務の継続と脱炭素経営の両立を目指し、環境に配慮した車両の導入を推進し、日本政府の「カーボンニュートラル宣言」の達成に向け、貢献していく所存です。
再生可能エネルギーの活用
2023年から一部の事業所で再生可能エネルギーの導入を開始しております。
更に当社が保有する施設である東京研修センターにおいて、 2025年3月から再生可能エネルギー由来の電力の調達を開始し、当該施設におけるCO₂排出量実質ゼロ*を実現しました。今後さらに再生可能エネルギーの導入拡大を検討してまいります。
※非化石証書による環境価値付加
制服におけるサスティナブルな取り組み
2021年3月より新たに採用した警備制服では、制服の統一化によるアイテム数の大幅削減や制服管理システムの導入により適正な在庫管理体制を図り、無駄のない計画生産・管理を行うことで資源の有効活用と廃棄削減に取り組んでいます。制服のリユースやリサイクルにも積極的に取り組み、廃棄物の処理に係るCO₂排出量の削減を通じサスティナブルな社会の実現に貢献してまいります。
制服のリユース・リサイクルの推進
状態の良い一部の中古制服は、回収しクリーニングを施したあと、リユース品として社内で再利用することにより無駄な廃棄を削減しています。これまで廃棄していた制服は、株式会社JEPLANが提供するユニフォームの回収とリサイクルのプラットフォーム「BRING UNIFORM™*」を採用し、ユニフォームの素材に応じたリサイクル方法により再生ポリエステルなどの新たな資源に生まれ変わる循環型リサイクルに取り組んでいます。
リサイクル実績
| 年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|
| リサイクル量 | 1685.0kg | 1126.5kg | 1802.5kg |
梱包袋にバイオマスポリプロピレン袋を活用
当社では、警備制服購入時の梱包にバイオマスポリプロピレン袋を採用しています。バイオマスポリプロピレン袋は、原料に植物由来バイオマスを使用した樹脂でできており、石油由来のポリプロピレンと比較してCO₂排出量を約10%抑制します。
グリーンITへの取り組み
電子化、ペーパーレス化の推進
お客さまに提出する警備関連報告書や、社内書類の電子化を積極的に進め、ペーパーレス化を推進しています。また社内会議においても、タブレットやプロジェクタの活用により資源の有効活用、業務の効率化につなげてまいります。
ペーパーレス化事例
従来紙を使用していた機械警備業務の見直しを行い、Salesforceの導入により、年間54万枚の紙使用量を削減しました。
また、データの業務プロセスを改善したことで、情報処理時間を約80%削減に繋げました。
リモートメンテナンス(遠隔保守)の推進
機械警備のメンテナンス時において、遠隔地からの状況把握やメンテナンスを実施できる運用を推進しています。
警備システムの異常を遠隔で確認し、早期確認・解決いたします。
警備機器の消費電力低減の推進
既存警備機器の省電力モードの設定や、消費電力が少ない機器や環境を積極的に調達・使用してまいります。
LED照明へのシフト
従来の蛍光灯などと比較し、長寿命・省電力であるLED照明への切替を推進してまいります。
機械警備機器の廃棄量削減の取り組み
解約等で撤去した警備機器の廃棄量削減を進め、GHG排出量の環境負荷低減を推進してまいります。
警備機器の再利用及び使用の推進
撤去機器の選別精度を上げ、機器のリユース率、線材や電子基盤のリサイクル率の向上を推進し、廃棄量全体の削減につなげてまいります。
機械警備用バッテリーのリユースの推進
使用済みバッテリーを再生することで、廃棄量削減・リユース率向上を進めてまいります。