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高齢者の家庭内事故に注意!必要な対策は?

公開日:2024年1月19日

(見守りコラム)高齢者の家庭内事故に注意!必要な対策は?

高齢者の家庭内事故は、居室や浴室、階段など日常生活空間で発生し、日常的な不注意からも起こります。

内閣府の『平成30年版高齢社会白書』によると、65歳以上の高齢者における家庭内事故は他の世代と比べて多く、特に居室内での事故が45.0%を占めます。また、厚生労働省の統計では、高齢者の「不慮の事故」死者数は35,000人を超え、交通事故死より多いのです。

これらの事故の多くは、転倒や誤飲、火傷など日常生活の中で起こり得るものです。高齢者人口の増加に伴い、これらの事故の犠牲者も増加しており、対策の重要性が高まっています。

より具体的な家庭内事故の事例を見てみましょう。転倒・転落は最も多く、国民生活センターの報告では全体の6割を占めます。例えば、階段での転倒、トイレからの転倒、庭木剪定中の転落などです。また、浴室での溺死や喉に詰まらせての窒息死、火傷などの事故も多く、高齢者特有の身体機能の低下が原因となっています。

これらの事故を防ぐためには、手すりの設置、段差の解消、適切な照明の確保、滑りにくい靴下やスリッパの使用、高所作業の代行、浴室の安全対策(ヒートショック防止、火傷防止、飲酒後の入浴控え)、調理中の安全対策(防炎エプロンやアームカバーの使用、誤飲・誤嚥防止)などが挙げられます。

高齢化社会に適応するためには、安全性を高めるための改善が必要です。浴室や階段、居室などの事故が多発する場所に焦点を当て、家族や介護者、地域コミュニティーが連携して、高齢者の安全を守るための環境整備や教育が重要です。

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